お客様ぁ~どうもこんにちはカズヒロです。
今回は、骨伝導ヘッドフォンで絶大な人気を誇る、Aftershokzの最新モデルを手に入れたので使ってみました。
提供:Aftershokz
Aftershokz OpenComm
スペック
商品 | Aftershokz OpenComm |
ブランド | Aftershokz |
ASIN | B08LCVD66W |
型番 | ASC100 |
スピーカータイプ | 骨伝導 |
周波数帯域 | 20Hz-20KHz |
Speaker Sensitivity | 96dB ±3 dB |
マイク特性 | -38dB ± 3dB |
対応プロファイル | A2DP, AVRCP, HSP, HFP |
充電電圧 | 5V±5% |
スピーカーインピーダンス | 8.5Ω±20% |
接続範囲 | 10m |
周波数帯域 | 2402MHz~2480MHz |
電池 | 充電式リチウムポリマー電池 |
使用時間 | 最大16時間 |
Standby time | 最大14日間 |
充電時間 | 約60分 |
重量 | 33 g |
保証期間 | 2年間 |
防塵防水性能 | IP55規格 |
バッテリー容量 | 170mAh |
最大RF出力 | 4 dBm |
Bluetooth バージョン | Bluetooth 5.0 |
特徴
Aftershokz OpenCommは骨伝導ヘッドフォンに高性能なマイクを搭載したモデルです。
骨伝導ヘッドフォンの凄いところは、耳をふさがずにヘッドフォンと同じ様に音が聞こえる点です。
ヘッドフォンなのに、耳をふさがないので、外の音を聞きつつ、イヤホンの様に音を聞くことができます。
更に、高性能なブームマイク(口元まで伸びたマイク)が搭載しているため、高音質な会話が可能となります。
今までの骨伝導ヘッドフォンは、低音質なのが当たり前でしたが、Aftershokz OpenCommは素晴らしく高音質です。
最大8時間の連続音楽再生可能な大容量バッテリー搭載です。
しかし、重量は33gと軽量です。
急速充電にも対応で、5分の充電で2時間の通話が可能です。
NFCにも対応しているため、スマホを近づけるだけで簡単にペアリング可能です。
フレームにはチタンを使っているため、軽量かつ耐久性にも優れています。
充電端子はマグネットタイプとなっており、簡単に充電可能です。
更に、端子部分が濡れていた時に警告音を鳴らしてくれる保護機能付きです。
耳をふさがないため、業務中の使用に最適です。
マイクの角度は250度回転するため、お好きな位置で固定できます。
カラー
カラーは全部で3種類です。
ボタンのアクセントデザインが異なりますね。
ブラック
グレーはボタンがオレンジで可愛いですね。
ホワイトはおしゃれですね。
骨伝導とは?
一般的に音を聞く時に使われる人間の器官の流れを書くと
音→耳→鼓膜→蝸牛→脳
となります。
つまり、鼓膜を震わせてその振動を蝸牛に伝えて脳が音を認識することになります。
※蝸牛(かぎゅう)とは、耳の奥の渦巻状の器官のこと。
骨伝導は、この鼓膜をすっ飛ばして、直接蝸牛に振動を伝えているわけです。
振動→骨→蝸牛→脳
開封
Aftershokz OpenCommはGOOD DESIGN AWARD 2020を受賞したそうです。
保証は2年あるので安心ですね。
ワイヤレスステレオ骨伝導ヘッドセット
パッケージに日本語は書かれておりませんが、日本版です。
今回のカラーはグレーです。
横からスライドするパッケージ
箱の中には、ケースが入っていました。
マニュアル類
音量+と音量-を3秒同時押しで2種類のイコライザを変更できした。お好きなイコライザを設定することはできないみたいです。
1:低音強めで高音質
2:低音弱めでシャリシャリ音
Aftershokz OpenComm専用ケース
品質はそこそこですね😊
Aftershokz OpenCommがすっぽり収まるくぼみがつけられています。
激しく揺れても壊れることは無いですね。
専用充電ケーブルは1つ入っていました。
ケーブルだけの販売もされていました。
マグネットタイプの専用端子です。
保証書
こちらがAftershokz OpenComm本体です。
重心が耳付近によっているため、安定して装着できます。
ボタンはオレンジでおしゃれです。
CEマークとか
充電部分はむき出しですが、IP55規格の防水防塵なので問題ありません。
充電するときはこんな感じです。
横のボタンで再生停止、曲送りなどができます。
品質がとても良いです。
NFCにも対応しています。
ブームマイクはくるくる回ります。
この角度まで回せます。
そこそこやわいので、ぶつけて折れてしまうということもなさそうです。
マルチポイント設定方法
AfterShokzは複数の端末と同時接続が可能です。
リセット方法
- ペアリングモードになるまで、ボタン+を長押しする。
- 3つのボタンを同時に長押しする。
- 数秒後プープーという音が鳴る
- リセット完了
近所のゴミ拾いで大活躍
ご近所のゴミ拾いがありましたので、その時に使いました。
イヤホンをしていたら、ご近所さんとコミュニケーションが取れませんし、なにか言われても聞こえません。
しかし、Aftershokz OpenCommであれば、コミュニケーションを取りつつ、ゴミ拾い中は音楽を聞くことができます。
更にニット帽をかぶっていたのですが、そもそもつけていることすら気づかれませんでした。
耕運機を使用中に使う
畑を耕すときの機械である耕運機を使う時にAftershokz OpenCommを使ってみました。
結果としては、耕運機の動作音がうるさすぎて、音楽がまともに聞こえませんでした。
外の音がうるさすぎるとやっぱり使えませんね。
密閉タイプのカナル型のイヤホンをつけたところ、問題なく聞こえたので、うるさいところと静かなところではこれらを使い分けるのが最適だと思います。
畑耕します pic.twitter.com/48z9O8wMyZ
— かずひろ@日記 (@kazuhiro_nikki) April 27, 2021
スマホのカメラマイクとしても使える(iOS限定)
iOS限定ではありますが、iOS用のFiLMiC Proというカメラアプリを使うことで、Aftershokz OpenCommのマイクをカメラ撮影時のマイクとして活用できました。
ノイズキャンセリング性能がかなり高く、ノイズもかなりカットしてくれます。
風がめちゃくちゃ強い日でしたが、僕の声がきちんと聞き取れるレベルで録音されています。(4分30秒~7分33秒の間)
常に口との距離が一定なので、同じ音量で録音できるのはとてもいい特徴です。
ネット上の声
- 耳をふさがないので、他のヘッドフォンと併用可能。AirPods Proよりも外音がそのまま聞こえるので、再生中の音と外音が両立できます。
- 骨伝導という特性上、静かな空間では音漏れが聞こえるので、そういった場所では普通のイヤホンがおすすめです。
- 実測34gで超軽量。更に耳掛け式なので装着感が圧倒的に良いです。眼鏡と併用しても問題ありません。外すのすら面倒なので、常時装着したままです。
- 大音量にすると装着部の振動がくすぐったい。
- マイクの品質がよく、通話時の不満がすべて解消しました。ボタンも押しやすいです。
- 普通のイヤホンだと外耳炎になりやすいので、使ってみたところもう手放せなくなりました。
- Bluetooth 4.0だと不安定です。4.1でも4.2でも不安定でした。5.0、5.1だと安定して使えました。
- 装着感は、つけていることを忘れるほどではないですけど、カナルタイプのイヤホンよりは楽です。
ポイント
良い点
- つけ心地がとても良い
- 軽量(34g)
- イヤホンから音を流しながら外の音が聞こえる
- 物理ボタンの操作性が良い
- マルチペアリングに対応している
- マイク音質もなかなか良い
- マイクのノイズキャンセリング性能がかなり高い
- バッテリー持ちが長い(音楽8時間、通話16時間)
気になる点
- 安くはない
- カナルイヤホンよりは音質が劣る
動画
↓PV
↓レビュー動画
まとめ
AfterShokzの骨伝導イヤホンは以前から使っておりましたが、今回のAftershokz OpenCommは長いブームマイクが搭載されている点が最大の特徴です。
口元にマイクが伸びて、更に2つのノイズキャンセリングのおかげで人間の声をしっかりと集音してくれます。
ブームマイクが不要という方は、マイク無しのタイプAfterShokz Aeropexを購入してください。
重量はかなり軽量で、眼鏡と同じで常時つけっぱなしにしていても気になりません。
更にAftershokz OpenCommから音を出した状態で、外の音も聞こえるため、とっさに声をかけられても問題なく聞き取れます。
私の良いと思った点は、複数人で作業するときに(DIYや農作業)、普通のイヤホンだと、いちいちイヤホンを外して再度聞き直す必要がありました。
Aさん:私に声をかける
私:なんか話しかけられた気がする or 聞こえない
私:イヤホンを外して「なんて言ったの?」と聞く
Aさん:もう一度説明する。
この様に面倒な流れが頻発したのですが、Aftershokz OpenCommだと
Aさん:私に話しかける
私:聞こえる
とイヤホンをつけていない状態と同じ様に会話ができるようになりました。
更に、会話をしている際も音楽を停止する必要もありませんし、ボタンが付いているのでワンタッチで停止することも可能です。
音質に関しては骨伝導ヘッドフォンの中では世界トップと言っても良いレベルかと思います。
骨伝導ヘッドフォンの製品自体とても少なく、ライバルがいないという状態ではありますが、普通に音楽を聞いていても不満がないレベルです。
もちろん、音の特性上、骨経由で音を拾うよりも鼓膜から音を拾ったほうがより高音質に音が聞こえますから、一般的なイヤホンやヘッドフォンの方が音質は上となります。
あくまでも音を楽しむためのヘッドフォンではなく、不満ないレベルで音を楽しみながら外の音も聞こえる状態を維持したい人におすすめということです。
またAftershokz OpenCommには、骨伝導ヘッドフォンの特注上の欠点があります。
それは、若干音漏れするという点です。
音を小さくすることで音漏れは防ぐことは可能ですが、図書館などの静かな環境で使うときは、一度耳から外して周りの人の迷惑になっていないかを確認して利用するのがおすすめです。
そして、外の音が聞こえるということは外の音とAftershokz OpenCommの音が交わるということでもあります。
普通のイヤホンの場合、外の音がイヤホンによって遮断されているので、大半は聞こえなくなります。
カナル型のイヤホンを例に取ると、外の音が10%、イヤホンの音が90%という感じになるでしょう。
それがAftershokz OpenCommの場合は、外の音が50%、イヤホンの音が50%と同じレベルで聞こえるようになります。
つまり、外の音がめちゃくちゃうるさい工事現場やライブ会場ではAftershokz OpenCommの音がかき消されて聞こえなくなります。
あとは、自治体によるかもしれませんが、基本的に自転車に乗った状態でAftershokz OpenCommを使っても問題ありません。
日本では自転車走行中のイヤホンやヘッドフォンの使用は禁止されておりますが、Aftershokz OpenCommは耳をふさがないため、全く危険では無いからです。
しかし、骨伝導ヘッドフォンの存在を知らない警察官には一度呼び止められてしまう可能性はあります。
私はもともとAfterShokz Aeropex(2万円の上位モデル)とAfterShokz Titanium(1万円の廉価モデル)を持っていました。
AfterShokz Aeropexに関しては、母親が気に入ってしまい、取られてしまいました。農作業中にネットラジオを聞いているらしいです。
AfterShokz Titaniumに関しては、親戚にプレゼントしたところ、親戚の更に親戚に取られてしまい、ランニング中に使っているそうです。
※Titaniumの新モデルOpenMoveが発売しているので、そちらをおすすめします。
総評すると、Aftershokz OpenCommはめちゃくちゃ使い勝手の良い骨伝導ヘッドフォンでした。
バッテリー持ちもとても長く、つけた状態で外の音も聞こえ、音質も大満足できる音です。
作業用ヘッドセットを検討している方におすすめです😊
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