映像を色々と撮影してみました。
目次
SJCAM SJ8 Pro アクションカメラ
SJCAMシリーズ最新作、最上位モデルのアクションカメラです。
センサーや機能、あらゆる部分が順当な進化を遂げ、ついに王者を打ち負かす端末が生まれました。
【SJCAM公式ページ】SJCAM SJ8 Pro アクションカメラ
H.265技術採用
今回のSJCAM SJ8 ProにはH.265の最新エンコード技術が採用されています。
通常のアクションカメラやビデオカメラスマートフォンでは、H.264という技術が一般に採用されてきました。
いわゆるmp4の内部で働いている技術なんですが、その進化版です。
H.265になると、同じ画質で容量が半分に抑えられます。
圧縮率が2倍になったということです。
つまり、今まで64GBのmicroSDカードが必要だった人でも32GBの容量で事足りる、逆に2倍の量を撮影可能となったということでもあります。
撮影テスト
▼4K 手ぶれ補正なし(電子ジンバル使用)
時間:3分6秒
サイズ:2.16GB
解像度:3840x2160px
ビットレート:100Mbps
フレーム:60fps
エンコード:H.264
オーディオビットレート:128kbps
驚異の100Mbpsの4K映像です。
その分ファイル容量もすぐに大きくなってしまいますから、大きめなmicroSDカードを用意するのをおすすめします。
約3時間で128GBのmicroSDカードがいっぱいになる計算です。
同様に約1時間半で64GB、約45分で32GBがいっぱいになります。
▼FHD Ultra(超広角) 手ぶれ補正あり
時間:1分
サイズ:60MB
解像度:1920x1080px
ビットレート:8Mbps
フレーム:60fps
エンコード:H.265
オーディオビットレート:128kbps
アクションカメラの画角性能を最大まで利用した高画角モードです。
そのため、画面比率が縦に縮んだ様な映像となりますので、現実の物体を忠実に再現しておりません。画角を最優先したい時に使うモードです。
手ぶれ補正はONにしましたが、そこまで強くはないですね。
▼FHD 手ぶれ補正あり(H.265)
時間:50秒
サイズ:80MB
解像度:1920x1080px
ビットレート:12Mbps
フレーム:60fps
エンコード:H.265
オーディオビットレート:128kbps
ビットレートを見ると、12Mbpsと結構低いように感じてしまいますが、H.265でエンコードされているため、H.264の24Mbps相当のビットレートがあると考えられます。
▼FHD 手ぶれ補正あり(H.264)
時間:43秒
サイズ:100MB
解像度:1920x1080px
ビットレート:18Mbps
フレーム:60fps
エンコード:H.264
オーディオビットレート:128kbps
H.265で撮影したものよりもハイビットレートで、撮影時間も短いですが、ファイルサイズは大きくなっています。
理論上H.265で撮影した映像は12 x 2= 24Mbps程度の画質(H.264の映像)と同等と考えられるため、H.265で撮影した映像の方が綺麗でファイルサイズが小さいということになります。
実際に見比べてみても大きな変化はありませんが、ファイルサイズが小さく済む、H.265を利用すべきかと思われます。
撮影 その2
▼解説しながら手持ちで撮影
時間:1分35秒
サイズ:140MB
解像度:1920x1080px
ビットレート:12Mbps
フレーム:60fps
エンコード:H.265
オーディオビットレート:128kbps
▼ネックマウントに固定(首からぶら下げて)して撮影
時間:1分39秒
サイズ:160MB
解像度:1920x1080px
ビットレート:12Mbps
フレーム:60fps
エンコード:H.265
オーディオビットレート:128kbps
以前にご紹介したネックレスの様に首からスマホやアクションカメラをぶら下げて使えるマウントを使って撮影しました。
走ると、バウンスしますが、手で抑えれば問題無く撮影可能です。
歩いている最中は、SJ8 Proの強力な手ぶれ補正のおかげで問題無く撮影可能ですね。
スマホを首からぶら下げるマウントが便利!【スマホネックマウント】
まとめ
今回色々と撮影してみましたが、共通して感じたのは、マイク音質が良いという点です!
ノイズキャンセリングがしっかりと効いているため、ちょっと騒音が発生した時も自動でノイズだけをカットしてくていました。
今回の動画では、ボソボソと小さな声で喋っているのですが、はっきりと聞き取れますよね。
これなら、ピンマイクなどを用いずにも、体に取り付けてビデオ撮影ができそうです。
手ぶれ補正も強力で使いやすいですね!
電子ジンバルを取り付けたほうが、流石にブレは少ないですが、このレベルの手ぶれ補正が搭載していたら、自撮り棒や体に取り付けての撮影にも使えますね。
手軽に撮影するとなると、ジンバルは使えませんから、お手軽カメラとして素晴らしい性能です。
画質もいいですね!
4Kは特に美しく、本当に綺麗です。
FHDに関しては、今までのSJ6 Legendと大きく変わった感じはありませんね。
ただし、H.265のおかげで同じ画質でもファイルサイズが小さくなっているので、使い勝手は大幅に向上しています。
次回は、更に色々と撮影してみようともいますヾ(*´ω`*)ノ
【SJCAM公式ページ】SJCAM SJ8 Pro アクションカメラ
コメント
こんにちは。
僕もSJ6 Legendを使っていますが、FHDに関してはあまり大差ないなと感じました。
SJ6 Legendはの映像のビットレートは30Mbpsぐらいだと思うので、ビットレートは減ってる・・・のかな?
しかし、4K60fpsの画質はびっくりするぐらい鮮明ですね!(4Kのディスプレイで見ました)
ただ、ジンバルでのブレの軽減による影響も大きそうですね。
こんにちは。
そうですね~
SJ6 Legendも十分綺麗で手ぶれ補正もしっかりしているので、H.265が使えるというのが大きなメリットかもしれません。