中華スマホの大半はBand19というプラチナバンドが対応していません。
そのため、日本でSIMを入れて使う場合、普通のスマホよりも電波が繋がりにくいと言われています。
今回は、どのくらい繋がりにくいかを検証してみようと思います。
Band19とは?
日本独自の繋がりにくい電波です。独自なので、海外スマホはほぼ対応していません。
こちらに詳しく書きましたので、チェックしてみてください。
海外スマホを買う前に知っておきたいdocomoのBandの話(band 1,3,19,21,28)
場所
今回使った実験場所は、2階建ての鉄筋コンクリートのビルです。
イオンの様な建物をイメージしていただければよいかと思います。
使うスマホとSIM
1,Xiaomi mi Mi5s
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SIM:楽天SIM(docomoの電波)
2,Xiaomi mi Max
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SIM:0Ssim by so-net(docomoの電波)
実験スタート
まずは3階部分に相当する屋上での電波状況です。
屋上なので屋外と同じですから、アンテナ5本の4Gがつながってくれています。(Mi5s)
スピードも良好ですね。
MAXの方はアンテナはバッチリですが、スピードは激遅です。これは、電波状況は関係なく、0SIMがただ遅いだけです。
屋上から建物に入った直後の測定です。まだまだしっかりとつながってくれています。(Mi5s)
一階分下におりた2階部分に来ました。一気に電波が悪くなりましたが、速度は十分に出ています。(Mi5s)
そして、1階のお店フロアに来ました。店内にアンテナが設置されているのか、電波が良くなりました。(Mi5s)
電波の繋がりが悪そうな、お店の奥のトイレに来ました。案の定ギリギリつながるという感じです。(Mi5s)
そして、地下1階に来ました。ここはお客が一切来ない所なので、アンテナの補強がされていないのか、圏外になってしまいました。(Mi5s)
ちょっとまってみましたが駄目でした。(Mi5s)
MAXの方でも駄目です。
地下は天井なしの中庭があるので、近くで測定してみると、3Gでつながってくれました。
店内で再度測定してみると、良い感じでつながってくれます。
まとめ
人が多いところは、電波がつながるけれど、人が通らないような奥になると、電波が繋がりにくくなる。
測定した地域は4G対応はしているけれど、かなりの田舎町のオンボロビルなので、電波的条件はとても悪いかと思います。
都会のビルであれば、電波の補強がされている場合も多いかもしれませんが、地下の小さいお店とかになると、そうも行かないので、繋がりにくくなるかもしれません。
ボク個人的にはそういった場所にはほぼ行かないので、問題はありませんが、行く人は少し考えたほうが良いかもしれませんね。
中華スマホは日本のスマホよりも数倍コスパが高い分、こういったところがデメリットになるので、参考にしてみてください。
おまけ
測定したビルのゲームセンターでは、使用前に申請を出さないといけないみたいです。田舎ってすごいね(汗)
コメント
海外端末だからつながらないのか
ドコモ端末などもつながらないのか
次回はそのあたりも確認していただけたらと思います。
コメントありがとうございます。
おっしゃるとおりですね。
今度行ったときに、計測してみようと思いますヾ(*´ω`*)ノ