Kospet Optimus Proのスペックと特徴をまとめました。
Kospet Optimus Pro
スペック
基本情報 | |
製品名 | Kospet Optimus Pro |
発売日 | 2019年5月 |
OS | Android 7.1.1 |
Antutu | 約42,000点 |
デザイン | |
本体サイズ | 直径 : φ48mm 厚み : 15.6mm 全長 : 274mm バンド : 98mm*24mm , 125mm*24mm |
┣ 重量 | 70g |
┣ 材質 | セラミック |
┗ カラー | ブラック(シリコン) ブラック(合皮) ブラウン(合皮) |
画面サイズ | 1.39インチ |
┣ 解像度 | 454 x 454 px |
┗ 比率 | 1:1 |
ハードウェア | |
CPU | MT6739 nRF52840 |
┣ 周波数 | 1.25GHz |
┗ コア数 | 4コア |
GPU | 不明 |
RAM | 3GB |
ROM | 32GB |
認証センサー | なし |
USBタイプ | microUSB |
microSDスロット | なし |
対応OS | iOS Android |
カメラ | |
カメラ | 800万画素 |
通信 | |
対応バンド | TDD LTE: B38(2600MHz),B39(1900),B40(2300),B41(2500) FDD LTE:B1(2100),B2(1900),B3(1800),B5(850), B7(2600),B8(900),B12(700),B17(700),B20(800) TD-SCDMA:B34(2100),B39(1900) WCDMA: B1(2100),B5(850),B2(1900) GSM:B2(1900),B3(1800),B5(850),B8(900) |
┗ SIMタイプ | NanoSIM |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n |
Bluetooth | 4.0 |
GPS | GPS GLONASS |
バッテリー | |
バッテリー容量 | 800mAh |
連続使用時間 | スタンバイ時間 : 5~7日 実駆動時間 : 2~3日 |
急速充電 | なし |
その他 | |
付属品 | スマートウォッチ本体 充電ケーブル 保護フィルム(2枚) 英語マニュアル |
その他特徴 | AMOLEDディスプレイ 心拍測定機能 IP67防水 日本語対応 歩数計 Google Playストアー |
⚫:対応必須バンド
◯:プラチナバンド(山奥でも繋がりやすい)
△:予備バンド(無くても問題なし)
LTE | 端末 | ドコモ | au | Softbank Ymobile |
おすすめ度 | ◯ | X | X | |
Band 1 2100MHz |
対応 | ⚫ | ⚫ | ⚫ |
Band 3 1800MHz |
対応 | ⚫ | △ | |
Band 8 900MHz |
対応 | ⚫ | ||
Band 11 1500MHz |
△ | |||
Band 18 800MHz |
⚫ | |||
Band 19 800MHz |
◯ | |||
Band 21 1500MHz |
△ | |||
Band 26 800MHz |
⚫※1 | |||
Band 28 700MHz |
◯ | ◯ | ◯ | |
Band 41 2500MHz |
対応 | △ | △ | |
▼3G | ドコモ | au | Softbank Ymobile |
|
Band 1 2100MHz |
対応 | ⚫ | ⚫ | |
Band6 800MHz |
◯ | |||
Band 8 900MHz |
⚫ | |||
Band9 1700MHz |
△ | △ | ||
Band 11 1500MHz |
△ | |||
Band 19 800MHz |
◯ | |||
CDMA2000 BC0 |
⚫※2 |
※1, Band26対応=Band5,6,18,19も対応
※2, au VoLTE SIMを利用した際は、CDMA2000は必須ではなくなります。
※3, auの場合SIMの種類によっては、適合していても使えない場合があります。
※データ通信のみなら、各社利用可能かもしれません。
特徴
KOSPET Optimus Proは低価格な実用的なスペックを搭載したスマートウォッチです。
トランスフォーマーのオプティマス(主人公)を思わせるデザインと名前ですが全く関係ありません。
Optimusとは、ラテン語で「最良」を意味します。
KOSPET Optimus Proには、OSが2つ搭載しております。
1つは、スマホと同じAndroid OSです。
もう一つは、超省電力のLite OSです。
LIte OSを使えば、機能は制限されますが、バッテリーの持ちが格段に良くなります。
OSだけでなく、CPUも2種類搭載しております。それぞれに対応したCPUを切り替えることで、低消費電力を実現したということです。
Lite OSで使えば、1時間の充電で1週間バッテリーが持ちます。
ただ、4Gモード(Android OS)を使うと、バッテリーの持ちは2~3日に下がります。
(使用頻度によっては1日程度の可能性もあります)
Lite OS時は常時画面点灯モードが利用可能です。
省電力だからこそ為せる技です。
ダイヤル部分はセラミックを採用しました。
軽量かつ摩耗に強く、最高の素材です。
高級感のあるデザインです。
バンド部分も交換可能です。
Kospetで検索してバンドを別途手に入れましょう。
高級なAMOLEDディスプレイを採用しています。
解像度も高く、色彩も豊かです。
距離、心拍、など各種運動時に役立つ機能に対応しています。
GPSも搭載しているため、スマホを持たずとも、走行ルートを正確に記録できます。
4G SIMカードに対応しています。
Kospet Optimus Pro単体で、通話、データ通信が可能です。
ただし、通話はdocomo以外では使用できない可能性がありますので、ご注意ください。
800万画素のカメラも搭載しています。
画質はスマホと比べると微妙です。
RAM3GB,ROM32GBと、スマートウォッチとしては、なかなか大容量です。
Kospet Optimus Pro 本体に音楽を入れて、楽しむといった使い方も可能です。
Kospet Optimus Pro 本体とBluetoothイヤホンをペアリングして通話・音楽鑑賞も可能です。スマホと同じですね。
IP67の防水防塵に対応しています。
30分間、水中に沈めても問題ないレベルです。
様々な壁紙,文字盤に変更可能です。
お好きな画像を設定することもできます。
「良いアイデアがあれば、Kospetのメールに連絡してください」とのことです。もしかするとあなたのデザインが公式で採用されるかも?
Google Playストアーに対応しているので、お好きなアプリをダウンロード可能です。
ただし、画面が丸いため、正常に利用できるかどうかはわかりません。
スマホとのペアリングも簡単です。
3種類の時計型ガジェット
世の中には時計型のガジェットがいくつかありまして、大きく分けて3つに分類できます。
スマートウォッチ
代表作品:Apple Watch
価格:10,000円 ~ 80,000円
スマホとペアリングして、通知などを受信できるモデル。基本的にスマホと一緒に使うのを前提に作られている。
Android ウォッチ
代表作品:Kospet Optimus Pro
価格:8,000円 ~ 30,000円
Android OSが丸々搭載している。スマホがなくとも、完全独立して利用可能です。
スマートバンド
代表作品:Xiaomi Mi band 4
価格:1000円 ~ 20,000円
運動系の機能に絞って作られている。値段が極端に安い。基本的にスマホと一緒に使うのを前提に作られている。
CPU
Kospet Optimus ProのCPUはUMIDIGI A1 PROと同じMT6739が使われています。
つまり、1万円程度のスマホと同じ性能があるということです。
日本語入力
一番困ったのは、日本語入力ができないという点でした。
はじめは、Google日本語入力を入れてみたのですが、丸い液晶のせいで、右下の確定ボタンが隠れて押せませんでした。
最終的に、Gboardのフローティング機能を使うことで、解決しました。
ただし、キーボードが中央寄りに来るため、文字スペースが狭まり、2行以上になると、文字が見えなくなります。
そもそも、この端末で、文字入力を快適にするのは諦めたほうがいいですね。
音声入力なら結構快適ですが、修正が面倒なので、音声入力だけで完結するような作業なら割と便利です。
【Goole Play】Gboard – Google キーボード
動画
▼特徴まとめ
▼開封レビュー
ネット上の声
- kospet optimus proに艦これ入れました^q^結構サクサク動く
- バッテリーは2日ほど持ちました。SIMの電波も良いです。
ポイント
良い点
- そこそこ安い
- サクサク動く
- 画面が綺麗
- カメラ付き
- GPS付き
- SIMが入る(4G対応)
気になる点
- 分厚い
- 画面が小さすぎて操作がむずい
- 画面が丸いためタッチできない場面が出てくる
- かなりカスタマイズが必要
まとめ
かなりマニア向けのガジェットですね。
ピンポイントで「この機能が使えれば良い!」というのがあれば、良さげですが、スマホのように何でもできるかな?と思って購入してはいけません。
フルサイズAndroid搭載スマートウォッチの中では最上位クラスといっても良いです。
動作はびっくりするくらいサクサク動きます。
Antutuスコアは4万点台のCPUなんですが、8万点台くらいの動作スピードです。
おそらく、OSをかなり軽量にカスタマイズしてくれているおかげで、動作が軽いんだと思います。
ゲームも動きますが、画面サイズ的に実用的ではないので、プレイしておりません。
液晶は驚くほどきれいです。
AMOLEDと高解像度のおかげでしょうね。
画像も好きなようにカスタマイズできるので、愛着もわきます。
操作性も結構考えられて作られています。
Google Playでインストールしたスマホ用のアプリの操作性はだめですが、プリインストールされているアプリや機能に関しては快適です。
文字入力以外は快適ですね。
100人中5人くらいの人におすすめできる、マニア向けスマートウォッチでした。
おもちゃとしては、値段以上に楽しめるので、気になった方はチェックしてみてください。
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