今回は、任天堂DSの様なデザインのスマートフォン「GPD XD Plus」の特徴をまとめてみました。
TOMTOPとは?
中国を拠点とする海外ガジェットをたくさん扱う通販サイトです。
TOMTOPは2004年から創業しており、元はAlibabaでの販売店舗として活動していました。
業界最安値を目指し、積極的に価格競争をしているため、日本の通販サイトよりもお安くガジェットを購入可能です。
GPD XD と GPD XD Plus
3年ほど前に、有名な任天堂DSの様な形状のAndroid端末が発売されました。
スペックはさほど高くなかったのですが、ジョイスティックや折りたたみ可能なデバイスということもあり、注目を浴びていました。
2018年3月にこの端末がアップグレードされて再登場しました。
それが、GPD XD Plusです。
GPD XD Plus
折りたたみ可能なゲーム機です。
Android OSが搭載しているので、スマートフォンとも言えるのかもしれませんが、SIMカードは入れられません。
スペック
製品名 | GPD XD Plus |
色 | ブラック |
OS | Android 7.0 |
CPU | Mediatek MT8176 Hexa (6)core 1.7GHz(Up-To 2.1GHz) |
GPU | PowerVR GX6250(600Mhz) |
RAM | 4GB |
ROM | 32GB |
microSD | 最大128GB |
WIFI | 802.11 a/b/g/n/ac |
SIM | なし |
DSDS | なし |
画面 | 5インチ 1280 x 720px |
カメラ | なし |
インターフェース | microUSB miniHDMI 3.5mm Jack microSD |
GPS | なし |
Bluetooth | 4.0 |
バッテリー | 6000mAh |
付属品 | GPD XD Plus Power Adapter USB Cable User Manual |
サイズ | 15.5cm * 8.9cm * 2.3cm 310.7g |
Antutu | 約78,000点 |
発売日 | 2018年3月 |
特徴
GPD XD Plusは格安スマホに近いスペックのポータブルゲーム機です。
CPU
Mediatek MT8176 Hexa (6)core 1.7GHz(Up-To 2.1GHz)と以前のGPD XDよりは2倍のスペックとなっております。
Antutuスコアも7.8万点とまあまあの点数です。
荒野行動やPUBGなどの3Dマルチゲームは厳しいですが、シングルプレイのゲームであれば遊ぶことができるスペックです。
バッテリー
バッテリー容量は6000mAhと大きいです。
普通のスマホが3000~3500なので、2倍近い容量となります。
サイズ
大きさは、15.5cm * 8.9cm * 2.3cmとポケットに入る大きさです。
重量は310.7gと普通のスマホよりは重たいですが、任天堂DSくらいのサイズなので、カバンがあれば容易に持ち運ぶことができます。
ゲーム機
スマートフォンとは思えない、コントローラーが一体化されているので、ゲーム機として使いやすい端末です。
しかし、Androidアプリはコントローラーに非対応のゲームがほとんどなので、対応アプリを探すのは大変です。
どちらかと言うと、エミュレーター専用機として使うのが一般的のようです。
PSPやVita、DSの様なゲーム機と違うのはAndroidが搭載している点です。
アプリやインターネットも快適に利用可能です。
ディスプレイ
画面は5インチと想像以上に小さいです。
ゲーム機としては大きいですが、スマホとしては小さめです。
画面解像度は1280x768pxとHD画質ですが、5インチなので気にならないでしょう。
コントローラー
搭載しているジョイスティックは日本のアルプス電気です。
耐久性は5億回とのことです。
ボタンは安心のオムロン製です。
各種ボタンはかなり使い勝手が良さそうです。
デザイン
まさに、任天堂DSです。
折りたたみできるので、持ち運びにも適しています。
ボタンの配置もかなり使い良さそうですよね。
インターフェース類は後ろにまとまっています。
L,Rボタンも2つずつ付いているので、ボタンで困ることはなさそうです。
ガジェット好きならほしいと思える端末です。
折りたたむと任天堂DSのですね。
ズームで見てみると、その美しさは美術品のようでもあります。
手に持って使うとこんな感じ。
動画
▼開封レビュー(日本語)
▼開封
▼ゲームプレイテスト
▼任天堂3DSのケースにピッタリ
ネット上の声
- 前モデルと筐体は全く同じでした。スペックだけ変更して、筐体は同じものを流用しているようです。その理由として本体背面にはGPD XDとだけ書かれていました(GPD XD Plusと書かれていない)
- メモリは前の2倍CPUは約1.6倍になりました。PS2のエミュはスムーズとは言えず、PSPやPS1はスムーズでした。既にGPD XDを持っている人は買わなくていいと思います。
- 寝る前に、ファミコン、スーファミを遊んでいます。前作よりも微妙にパワーアップしているのが嬉しいです。スマホだと操作し辛いので、コントローラー付きデバイスは今後も作って欲しいです。
- Root化して使っています。PSPエミュの動作が良くて便利。到着したばかりなので、これからいろいろいじります。
- GPD XD PlusはGPD WIN並にスムーズに動いてくれます。これは立派です。
クーポン
割引価格:$199
クーポン:SJGPD
ポイント
良い点
- ゲーム機としては自由度が高い
- コントローラー搭載
- 折りたたみ可能
- タッチパネル搭載
- インターフェースが充実
- コントローラーを自由に割り当てる機能が搭載している
気になる点
- CPUスペックはほどほど
- 画面は小さめ
- カメラ非搭載
まとめ
GPD XD Plusの一番の特徴はコントローラーと端末の親和性です。
OSがきちんとコントローラーが使えるようにチューニングされており、専用の機能でボタンの割り振りができるという点が重要なポイントです。
このおかげで、コントローラー非対応のアプリも無理やり対応させることが可能です。
一般的なスマホとBluetoothコントローラーだと、対応アプリしか遊べませんが、GPD XD Plusであれば、設定すれば遊べるようになります。
折りたたみ可能なので、気軽に持ち運べます。
ケースに入れてもいいですが、入れなくても画面が直接傷つくことはありません。
保護フィルムも買わなくて良いかもしれませんね。
PS Vitaや任天堂DSと比べるとお値段は高めです。
同じくらいの性能があるスマホとコントローラーを考えてみると、妥当なスペックかなと思います。
最新スマホゲームを遊ぶにはスペック不足になる可能性がありますが、エミュ専用機としては抜群の使い勝手になることでしょう。
むしろこれは、エミュ専用機以外の用途は思いつきません。
使いみちが明確にマッチした人にとっては、神端末になるゲーム機でしょう。
コメント