今回は、発売したばかりのSurface GOとデザインもスペックも似ているChuwiの新端末を比較してみました。
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Chuwi CoreBook
Surfaceとデザインが非常に似ているタブレットパソコンです。
2017年11月15日にINDIEGOGOにて出資受付を行い、無事ゴールした端末です。
6月頃には出資した方に到着したようですが、現在一般販売が開始しました。
ドッキングタイプのキーボードとペンが付属します。
Surface Go
Surfaceの低価格帯のモデルです。
Surface Proよりもスペックと価格が低下しており、サイズも小さくなっています。
スペック
製品名 | Chuwi CoreBook(CWI542) | Surface Go |
価格 |
合計:56,409円 |
本体:69,984円(64GB) 89,424円(128GB) キーボード:16,632円 ペン:12,744円 合計:99,360円(64GB) 118,800円(128GB) |
色 | ダークグレイ | シルバー |
OS | Windows 10 | Windows 10 |
CPU | Intel Core M3 7Y30 | Pentium Gold 4415Y |
GPU | Intel HD Graphics 615 | HD Graphics 615 |
RAM | 8GB | 4GB 8GB |
ROM | 128GB(SSD) | 64GB(eMMC) 128GB(SSD) |
microSD | 最大128GB | 対応 |
WIFI | 802.11 a/b/g/n/ac | 802.11 a/b/g/n/ac |
SIM | 非対応 | 非対応 |
DSDS | 非対応 | 非対応 |
画面 | 13.3インチ 1920 x 1080px |
10インチ 1800 x 1200px |
カメラ | 背面:500万画素 前面:200万画素 |
背面:800万画素 前面:500万画素 |
インターフェース | microSDカードスロット USB Type-C microUSB 3.5mm Jack |
microSDカードスロット USB Type-C 充電端子 3.5mm Jack |
GPS | 非搭載 | 非搭載 |
Bluetooth | 4.0 | 4.1 |
バッテリー | 連続使用8時間 充電速度3時間 |
連続使用9時間 |
付属品 | タブレット EUプラグ充電器 マニュアル タッチペン キーボード |
不明 |
サイズ | 42.00 x 27.50 x 7.00 cm 1046g 1.8kg(本体+キーボード) |
245 x 175 x 8.3 mm 522g 773g(本体+キーボード) |
ドラクエベンチ (最高FHD設定) |
約3400点 | なし |
Antutu Ver6 | 約218,000点 | |
発売日 | 2018年6月頃 | 2018年8月 |
特徴
美しいデザインだけでなく、スペックも高いため、メインのノートPCがとして利用可能なレベルとなっております。
13.3インチのため、サイズは結構大きいです。
そのため、重量も1.7kgと重たいです。
筐体
持ち運び可能な薄型ボディーです。
重量こそありますが、カバンに入れて十分持ち運び可能です。
丸みのあるアルミのカーブデザインを採用しています。
薄型化するための技術が採用されているそうです。
ディスプレイ
13.3インチのFHD、タッチディスプレイです。
付属のタッチペンは1024段階の筆圧にも対応しているので、使い勝手は良さそうです。
CPU
Chuwi CoreBookの特徴でもあるCPUスペックは結構高いです。
Intel Core M3 7Y30のスペックがあれば、大抵のことは難なくこなせます。
動画編集もある程度可能ですから、メインPCとして利用しても良いかもしれません。
RAMとROM
RAMは8GBと大容量です。
ROMも128GBと大容量です。
ROMはSSDですから、格安タブレットに搭載されているeMMCよりも読み書きが高速です。
microSDカードも挿入可能なので、データ保管容量として利用すると便利かもしれません。
指紋認証
ディスプレイの下部には、指紋認証センサーが搭載しています。
キーボード
キーボードは別売りではなく、セットになっています。
ある程度ストロークがあるため、押しやすいらしいです。
配列はUS配列ですが、日本語も入力可能です。
タブレットにはスタンドが付いておらず、キーボードにスタンド機能が付いています。
Surfaceとはこの部分が異なります。
ただし、Surfaceと同様に角度は変更可能です。
タブレットとの接続は有線の端子なので、載せるだけですぐに使えます。
キーボードを閉じると自動的に画面がOFFになります(連動します)。
タッチペン
1024段階のタッチペン対応です。
OS
Windows10搭載です。
電源
充電はUSB Type-Cから行います。
12V 3Aの高速充電に対応です。
Quick Charge 2.0対応なので、スマートフォンと充電器をまとめられます。
USBは充電だけでなく、データ通信用としても使えるので、microUSBとType-Cの2つのポートが利用可能です。
USB Cは外部ディスプレイ出力にも対応しています。
ポート
ポートはこの様になっています。
バッテリー
バッテリーは連続8時間利用可能です。
サイズ
厚みは薄いですが、ベゼルが少し広めです。
言語
Windows10が内蔵しているので、日本語にも対応しています。
CPUスペック比較
Chuwi CoreBookにはCore m3-7Y30が搭載しており、Surface GoにはPentium Gold 4415Yが搭載しています。
これらCPUの性能はCore m3-7Y30の方が1.5倍ほど高いスペックとなります。
ゲーム
League of legendsも60fpsで遊ぶことが可能なスペックです。
Counter strike Global offensice(FPS)も60fpsで遊べます。
動画
▼PV
▼レビュー(英語)
▼開封
▼動作の様子
ポイント
良い点
- 液晶が綺麗
- タッチパネルの反応が良好
- RAM 8GB
- 高いCPUスペック
- 指紋認証センサーの反応良好
- スピーカー音質もGood
気になる点
- ポート類が上部にあるため、他のタブレット&PCとは異り違和感がある
- バッテリーは5~6時間
- マイク音質は悪い
- スタイラスペンの性能は低い
まとめ
まず、この価格でこのCPUが搭載している点が素晴らしいです。
今まででは、XiaomiのノートPCがその対象でしたが、あちらはノートPCなのとOSが中国語なので、ちょっと難ありでした。
Chuwi CoreBookは普通のノートPCとしても十分利用できるスペックですが、更に2in1タブレットとしても利用できるので、使い勝手はかなり良さそうです。
CPUスペックがここまで高ければ、インターネット検索、動画鑑賞で困ることはまずありません。
更に、動画編集からゲームも遊ぶことが可能です。
今まで、格安中華PCというと、低スペック故使い方を限定する必要がありましたが、この製品に関してはほぼなんでもできる性能があります。
もちろん、デスクトップPCや複雑な動画編集やPUBGを最高画質で遊ぶというのは難しいので、そういった利用を想定している人はデスクトップPCを購入しましょう。
この価格帯のノートPCとしては、かなり高いスペックという意味です。
タブレットとしてみると、ベゼルは少し太めに感じました。
両サイドは細いのですが、上下のベゼルが普通より2倍ほど厚みがあります。
おそらく、指紋認証やCPUなどいろいろと詰め込みつつ、厚みを薄くした結果この様になったのかと思います。
この価格でキーボードが付属するというのは非常に嬉しいですね。
Surfaceの場合、キーボードだけで、16000円しますからね。
キーボードの作りは結構よく、押しやすいらしいです。
キックスタンドも適度な硬さがありますが、Surfaceほど、寝かして使うことはできないようです。
普通に使う分には問題なさそうです。
スタイラスペンはスペック上は1024段階あり、かなり使いやすそうですが、実際はパームリジェクションが無いことを覚えておいてください。
パームリジェクションというのは、手のひらを画面に乗せた状態でも、問題なく線を書ける機能です。
これがあれば、普通の紙のように手を置いて絵を書くことが可能です。
Chuwi CoreBookで絵を書く場合は、この機能が無いため、手を空中に浮かした状態で描くか、手袋を付けて書く必要があります。
ここは、Surface Goより劣る点ですが、価格を考えれれば十分満足できると思います。
手袋さえ買えば、良いのですから、ちょっとお絵描きしたい人も良いかもしれません。
USB Type-Cポートはかなり優秀です。
充電だけでなく、データ通信、ディスプレイ出力にも対応しているので、ポートが有効活用できます。
更に、充電がQC2.0対応という点が素晴らしいです。
これにより、無駄に専用充電器を持たず、QC2.0対応の充電器を持てば良いので、持ち物が一つ減りますし、万が一充電器が壊れても困りません。
Surfaceは専用充電器ですから、こういった点はChuwi CoreBookの勝利と言えそうです。
総評すると、この価格でこのスペックはかなりコスパが高いと言えます。
気になった方は、チェックしてみてください。
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