GoProのVR部門の社員はもうほとんど、いないらしい。
◆ガジェット通信より一部抜粋
GoProはVRや事業放送関連のVR技術に対する取り組みの大幅削減を実施し、これからも継続していくとのこと。すでにVRに関係する人員のほとんどが解雇されています。
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まとめると
- 社員の解雇を発表(先週)
- これからもVR関連の活動は継続する(縮小)
- GoProの株価は1年前と比べ1/3に下落中
- 今後はカメラ事業に集中
VRがどんどんと増えていくと予想されたにもかかわらず、規模を縮小するというのはなんだか悲しいですね。
VRはとても未来のある分野なだけ合って、注目されていますが、それが普及するまではもう少しかかるのかもしれません。
▼GoProが作ったVRカメラセットを使うとこんな映像を撮ることができます。実際は8Kなんですが、YouTubeは最大4Kまでしか対応していないので、本来はこれよりも綺麗なはずです。
GoPro自体の経営が悪いのは何も、このVRやエンタメコンテンツの不調だけが原因ではありません。
メインのアクションカメラであるGoProも伸び悩んでいるからです。
YouTubeには400万という登録者数があるGoProアカウントがありますが、各動画の再生数は10万前後と好調ではない様子が伺えます。
それぞれの動画はテレビで使えるくらい綺麗で完成度が高いのですが、それを毎日見ると飽きてしまうというのが視聴者の真実なのかもしれません。
▼自転車に乗りながら世界のいろいろな街を巡る映像は見ていてとても面白い。けれど、そんな動画よりもHIKAKINが作るようなおもしろ動画の方が世界は求めているようです。
また激安中華アクションカメラで十分な層が、こぞってGoProを買わなくなってしまったのも大きいかと思います。
個人的に、アクションカメラはGoProでなくてもいいと思っています。
あとは、スタビライザーの小型化と低価格化が進んでほしいと思います。
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