Amazonではなぜか今VAIO Phoneが人気です。
今回は、いまさらこのスマホを買うメリットがあるかどうか検討してみました。
2015年端末
VAIO Phoneは2015年3月にSonyから独立したVAIOが発表した端末です。
当時はとても有名で、そこそこ人気もありましたが、なぜか2018年の今、Amazonで人気となっております。
人気の理由はまず金額です。
1万円を切る値段なので、失敗しても大丈夫という気持ちで買う人が多いのかもしれません。
ネットができて、LINEができて、動画が見れれば何でもいいと言う人が買う端末かもしれませんね。
そして、シムフリー機です。
日本で販売していたモデルなので、日本のSIMの動作も問題ありません。
よくわからない人にとっては頼もしいです。
VAIO Phone
当時はいろいろな意味で話題となったスマートフォンです。
スペック
製品名 | VAIO Phone VA-10 |
色 | ブラック |
OS | Android 5.0 |
CPU | Qualcomm Snapdragon 410 1.2GHz, クアッドコア |
GPU | 不明 |
RAM | 2GB |
ROM | 16GB |
microSD | 対応 |
WIFI | 802.11 a/b/g/n |
SIM |
microSIM |
DSDS | 非対応 |
画面 | 5インチ 1280 x720 px |
カメラ | 背面:1300万画素 前面:500万画素 |
インターフェース | microUSB 3.5mm Jack |
GPS | GPS |
Bluetooth | 4.0 |
バッテリー | 2500mAh |
付属品 | ACアダプター USBケーブル クイックスタートガイド 保証書 |
サイズ | 約71.3 × 141.5 × 7.95mm 130g |
Antutu | 約28,000点 |
発売日 | 2015年3月頃 |
⚫:対応必須バンド
◯:プラチナバンド(山奥でも繋がりやすい)
△:予備バンド(無くても問題なし)
LTE | 端末 | ドコモ 使用可能 |
au | Softbank Ymobile |
Band 1 2100MHz |
対応 | ⚫ | ⚫ | ⚫ |
Band 3 1800MHz |
対応 | ⚫ | △ | |
Band 8 900MHz |
⚫ | |||
Band 11 1500MHz |
△ | |||
Band 18 800MHz |
⚫ | |||
Band 19 800MHz |
対応 | ◯ | ||
Band 21 1500MHz |
△ | |||
Band 26 800MHz |
⚫※1 | |||
Band 28 700MHz |
◯ | ◯ | ◯ | |
Band 41 2500MHz |
△ | △ | ||
▼3G | ドコモ | au | Softbank Ymobile |
|
Band 1 2100MHz |
対応 | ⚫ | ⚫ | |
Band6 800MHz |
◯ | |||
Band 8 900MHz |
⚫ | |||
Band9 1700MHz |
△ | △ | ||
Band 11 1500MHz |
△ | |||
Band 19 800MHz |
対応 | ◯ | ||
CDMA2000 BC0 |
⚫※2 |
※1, Band26対応=Band5,6,18,19も対応
※2, au VoLTE SIMを利用した際は、CDMA2000は必須ではなくなります。
動画
ネット上の声
- BLU(1万円スマホ)から乗り換えです。通話とLINEのみを使用しています。タッチパネルが良くないらしいですが、私は普通に使えています。強制終了もあまり無いです。個人的にSonyとVAIOが好きなので、満足です。ガラスの保護フィルムを貼ったら、タッチパネルの反応が悪くなりました。
- Androidバージョンは少し古いですが、内部ストレージが16GBと余裕があります。5インチの画面も見やすく、操作もよく、電話とネット、ニュース、SNSを主に使っています。ゲームや動画視聴は一切使いません。
- タッチ動画が欠陥品レベルです。フリック入力がまともにできません。ブラウザ閲覧もタップ誤操作により見たくないリンクを押してしまいます。かなりストレスがたまります。
- VAIOのロゴがかっこいいので満足しています。発売からしばらく立っているので、最近のスマホと比較してはいけません。バッテリー容量も少なめですが、この価格なら十分価値があると思います。
- スピーカーの性能が悪すぎます。普通に聞こえる音量レベルで音割れします。それでも、音がなるだけマシです。安いから高齢の親に買ってあげるという気持ちで買うのはおすすめできません。
ポイント
良い点
- そこそこ安い
- VAIOブランド
- カメラ性能は悪くない
気になる点
- 低スペ
- 指紋認証なし
- RAMもROMも少ない
- ディスプレイはHD画質
- ディスプレイのタッチ精度が悪い
- いろいろ不具合が多い?
- OSが古い
- スピーカー品質が悪い
まとめ
今更買うべき端末ではありませんね。
値段とVAIOブランドに惹かれて買ってはいけません。
2015年のスマホですからね、しょうがありません。
値段だけは結構安いです。
ただし、最近は海外スマホを見るとこの値段でもっといい端末がわんさかあるので、あえてこれを選択する必要性はありません。
しかし、日本産のスマホしか使えない病気をお持ちの方にとっては、これは良い端末と言えるかもしれません。
海外スマホは安いですが、日本スマホで安い端末はまずありませんからね。
中古を探せばありますが、シムロックがかかっていたり、バッテリーが死んでいたり、手垢、傷跡満載ということもあります。
スマホも長く使えば、いろいろ不具合が出てきますから、安いスマホを中古で買うよりはVAIO Phoneのほうが良いかもしれません。
カメラスペックは案外使えるみたいです。
料理の写真を撮って、Twitter、インスタにあげるのは問題なさそうです。
写真画質は昔からそんなに変わりませんからね。
動画撮影に関しては期待しないほうがいいでしょう。
VAIO Phoneは当時から不評続きで、新品が凄い余っているみたいですね。
そして、その不評が見えなくなった、3年後の今に低価格で在庫を投げつけているようです。
スピーカーはうんこらしいです。
音量も小さく、音割れもひどいらしいです。
スピーカーさえまともであれば、電話、動画視聴用として使えるんですけど、スピーカーが駄目だと着信にも気付けないというのが致命的ですよね。
日本製の1万円以下のスマホ(新品)じゃないと駄目という人は、これ以外の選択肢がほぼ無いので、そういった人におすすめです。
これを買うなら、UMIDIGI A3がもうすぐ発売するので、そちらのほうがおすすめです。
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