お客様ぁ~どうもこんにちはカズヒロです。
今回は、世界で最も小さな100W充電器を使ってみたので、検証して使ってみました。
提供:AKRYPS
AKRYPS PD 100W GaN AC
【GREEN FUNDING】AKRYPS PD 100W GaN AC
動画
スペック
メーカー | sparkycreate |
発売日 | 2022年3月予定 |
商品名 | AKRYPS PD 100W GeN AC 充電器 |
型番 | AKRYPS PD-100 |
入力 | 100-240V~50-60Hz 1.5A |
出力 | USB C 1&2 : 5V 3A, 9V 3A, 12V 3A, 15V 3A, 20V 5A USB C 1&2(PPS) : 3.3~21V 3A USB A : 5V 4.5A, 9V 2A, 12V 1.5A |
最大出力 | 100W |
サイズ | 60 x 55 x 26 mm |
重量 | 約127g |
ポート | USB C x2ポート USB A x1ポート |
保証 | 1年間 |
特徴
AKRYPS PD 100Wは世界最小の100W充電器らしいです。
ポケットにすっぽり入るくらい小さいです。
まだまだ種類が少ない100Wです。
ポート数が3つあるのも嬉しいです。
AppleのMacbook用充電器と比較すると40%も小さいらしいです。
100Wあるので、その他メーカーの充電器としても使えそうですね。
サイズも重量も小さくて、ポート数は多くて、出力も大きいです。
価格
AKRYPS PD 100W GaN AC 充電器単体価格
限定個数 | 価格 |
一般販売 | 7,480円 |
100個 | 5,610円 25% OFF |
150個 | 5,760円 23% OFF |
200個 | 5,984円 20% OFF |
300個 | 6,134円 18% OFF |
400個 | 6,358円 15% OFF |
AKRYPS PD 100W GaN AC + 20,000mAhモバイルバッテリーセット
限定個数 | 価格 |
一般販売 | 27,280円 |
ブラック 80名 | 13,640円 50% OFF |
ホワイト 110名 | 13,640円 50% OFF |
開封
USB Cケーブル
今回、100W対応のUSB Cケーブルを持っていなかったため、100W対応のUSB C to Cケーブルを購入しました。
Mcdodo USB Type C to C ケーブル
最大100W
PPSに対応するためには、5Aに対応したケーブルが必要です。
Mcdodo USB Type C to C ケーブルは、5Aに対応しているため、PPSにも対応と言えます。
最大の特徴はテスター(ワット数)機能付きです。
ナイロンの編み込み式なので、丈夫です。硬さは普通です。
Nimaso USB Type C to C ケーブル
しかし、このあとの検証により、100W対応、PPS対応のケーブルを利用しても、一部スマホの最大充電速度で充電ができませんでした。
最大速度で充電できなかったスマホは、メーカー独自の特殊な充電システムを採用しているため、当然です。
今回のAKRYPS PD 100W GaN AC 充電器は、「USB PD」の充電方式で100W対応だからです。
「USB PD」ではない、他の充電システムだと100Wのスピードは出せない可能性があります。
ただ、念の為にケーブルを変えて実験もしてみました。
検証
2本のケーブルと、
※「Mcdodo USB Type C to C ケーブル」を「100W」、「Nimaso USB Type C to C ケーブル」を「60W」として記載しております。
スマホ名 | 最大充電速度 | 最大実測値 | 充電時間(1%~100%) |
OnePlus 8T 4500 mAh |
65W (独自規格 Warp Charge) |
100W:最大25W 60W:最大25W |
100W:1時間31分 60W:未計測 |
OnePlus Nord 2 5G 4500mAh |
65W (独自規格 Warp Charge) |
100W:未計測 60W:未計測 |
100W:未計測 60W:1時間31分 |
ZTE nubia Red Magic 6 5050 mAh |
66W (USB PD) |
100W:最大42W 60W:最大31W |
100W:未計測 60W:1時間 |
iPhone 13 Pro 3095 mAh |
18W | 最大22W | 100W:1時間27分 60W:未計測 |
iPad Pro 12.9 2020年版 9720 mAh |
非公開 | 100W:最大40W 60W:未計測 |
100W:2時間14分 60W:未計測 |
Xiaomi Pad 5 8720 mAh |
33W (Mi Turbo Charge) |
100W:最大15W 60W:最大15W |
100W:3時間37分 60W:未計測 |
Xiaomi Mi 11 Lite 5G 4250 mAh |
33W (Mi Turbo Charge) |
100W:最大32W (20%までは30W近くでたが、それ以降は18Wで推移した) 60W:未計測 |
100W:56分(88%で何故か充電が止まる、ケーブルが変更すると充電ができたため、50%時点の時間から計算) 60W:未計測 |
Blackview A95 4380 mAh |
18W | 100W:最大8W | 未計測 |
USB PD対応製品であれば、かなり速い速度で充電ができるでしょう。
Apple製品に関しても、最大速度で充電ができるみたいです。
ただ、スマートフォンによっては、独自規格の充電規格を採用している場合があるため、その場合は最大速度が出ない可能性があります。
例えば、OnePlusは独自のWarp Chargeという規格を採用しており、USB PD規格では無いため、最大25Wしか速度が出ませんでした。
ちなみに、Warp Charge対応充電器は一般販売されておらず、スマホに付属の充電器しかありません。
同様にXiaomiもMi Turbo Chargeという独自の充電規格を採用しているため、Xiaomi Pad 5は最大15Wでしか充電できませんでした。
Xiaomi Mi 11 Lite 5Gに関しては、最大33Wのスピードが出ましたが、それは最初の20%までで、それ以降は18W程度のスピードに下がりました。
つまり、AKRYPS PD 100Wは、あくまでもUSB PDの規格に対応しているだけであり、その他の規格には対応していないため、USB PD非対応機種に関しては、充電速度が遅い可能性がある点はご注意ください。
AKRYPS PD 100Wは、USB PDの規格が認知される前に、一般的だったクイックチャージ(Quick Charge)(稲妻マーク)の充電規格には対応していないため、Quick Chargeに対応しているが、USB PDに非対応の古いスマートフォンの場合、AKRYPS PD 100Wよりも、1000円程度で購入できるQuick Charge対応充電器の方が速く充電できる可能性があります。
AKRYPS PD 100WはUSB PDの規格にて最大100Wの充電に対応しているため、USB PD以外の製品に使うメリットは少ないです。
ご利用の機器の充電規格を調べた上で、検討してみてください。
ポイント
- サイズがコンパクト(100W充電器では世界最小)
- 100W充電器の中では最安値クラス(5,984円)
- 3ポート搭載
- USB Aポートも搭載
- USB PD以外の規格には非対応
- 発熱は結構する(最大83度)参考動画
- コンセントが収納可能
まとめ
今回私の環境下では、100W充電に対応した製品がなかったため、計測はできませんでしたが、PCまなぶさんの実験結果を引用させていただくと、40分程度最高出力で充電させ続けると、充電器の温度が約83度まで上昇したそうです。
素手では持てない熱さですし、やけどだけでなく発火しないか心配ですね。
ただ、100W対応の充電器は、すべてかなりの熱を持つため、AKRYPS PD 100W以外の充電器も発熱は結構します。
例えば、PC Watchさんの実験記事を引用させていただくと、5つの合計100W対応充電器の30分後の温度を調べてみると65度、49度、68度、67度、54度となっておりました。
どれもあちあちです。
ただ、AKRYPS PD 100Wに関しては、最大83度というところから、過去最強の発熱性能もあるっぽいです。
スマートフォンの充電をする分には、100W対応スマホでも、17分程度で充電が終わるので、発熱する前に充電完了してしまいます。
ただ、気をつけてほしいのは、ノートパソコンの充電です。
長時間YouTubeの動画編集をしながら、充電させ続けると、何時間も充電させつづけることになるので、ホコリの溜まりやすい場所において使うのはやめたほうがいいです。
充電器は通気性が良く、目に見える場所で使いましょう。
発熱の部分はちょっと怖いですが、きちんと安全に利用すれば使い勝手はとても良いです。
コンパクトで折りたたみ可能なコンセント、ポート数も3つあり、最大100Wは他の充電器と比較しても最高スペックです。
そして、価格もクラファン価格なら結構安いです。(100W充電器としては)
USB PD対応製品をご利用の方であれば、是非チェックしてみてください\(^o^)/
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