今回は、Zenfone 5のカメラスペックを検証してみました。
目次
【目次】Asus ZENFONE 5 (ZE620KL 2018年版)
Asus ZENFONE 5 ZE620KL
2014年に同じ名称のASUS ZenFone5と言うスマホが発売されましたが、全くの別物です。
おそらく、今までのスマホ史上最強のカメラ技術とオーディオ技術が搭載されたスマホかと思われます!
AI技術がふんだんに盛り込まれた、アーティストのためのスマートフォンです!
カメラスペック
Zenfone 5はスマートフォン史上最強のカメラ性能が搭載しています。
Zenfone 5には5Zという上位機種がありますが、カメラ性能に関してはどちらも同じです。
スマホゲームを最高画質で楽しみたい人は5Z、スマホゲームは低画質でも十分だけどカメラスペックは最高レベルがほしいという人は5をおすすめします。
撮影
撮影モードはオート(AI)です。
モード
Zenfone 5には全部で8つのモードが搭載してます。
- オート
通常撮影モード。アプリを起動するとこのモードが選択されます。 - Proモード
ピント等、手動で調整可能です。 - GIF
GIF写真が撮影可能です。 - スローモーション
1920x1018px(120fps)、1280×720(240fps)で撮影可能です。 - 美人エフェクト
美顔モードで撮影可能です。 - 超解像度
最大3200万画素の超高解像度で撮影可能です。 - パノラマ
360度写真が撮影可能です。 - 低速度撮影
タイムラプス撮影が可能です。(1,1.5,2,2.5秒間隔)
2つのレンズで比較
Zenfone 5には通常レンズと広角レンズが搭載しています。
それぞれのレンズを使って、同じ位置から撮影して比較してみました。
比較としてOnePlus 5Tも一緒に撮影しています。
▼OnePlus 5T
サイズ:6.04MB
解像度:4608×3456 px
▼Zenfone 5 通常レンズ
サイズ:4.19MB
解像度:4032×3024 px
▼Zenfone 5 広角レンズ
サイズ:2.79MB
解像度:3264×2448 px
超解像度
更に、超解像度モードも比較してみましょう。
超解像度モードでは、撮影に3秒程度かかりますが、通常よりも高い解像度(32M,3200万画素)で撮影が可能です。
▼Zenfone 5 超解像度 通常レンズ
サイズ:6.90MB
解像度:8064×6048 px
▼Zenfone 5 超解像度 広角レンズ
サイズ:3.37MB
解像度:6528×4896 px
それぞれ比較してみました。
▼Zenfone 5 各写真比較
正直、超解像度で撮影するメリットはほとんど無い様に感じました。
数字上では、解像度が高くなっていますが、写真を比較しても解像度が高いとは思えませんでした。
ゆっくりと撮影し、ソフトウェア上で無理やり高解像度化しているだけなのでしょう。
まとめ
Zenfone 5を使い始めて約2ヶ月が経過しました。
正直言って、過去一番のカメラスペックのスマートフォンでした。
画質だけでなく、レンズの切り替えが非常に使いやすく画質だけではない使いやすさがあります。
OnePlus 5Tも画質はかなり良かったのですが、画角が狭めというのが欠点でした。
狭いと言っても、普通のスマホの画角なので、特別狭いわけではないのですが、Zenfone 5のカメラ画角が非常に広いため、抜群に使いやすかったです。
さらに、Zenfone 5はレンズを手動で切り替えることが可能です。
高画質レンズを使えば、画角は通常ですが、画質がめちゃ綺麗です。
手ぶれ補正もバッチリです。
そして、高画角レンズ(広角レンズ)に切り替えると、広角レンズを取り付けたときと同じ様な画角で撮影が可能です。
スマホ用の広角レンズはAmazonなどでも1000円ほどで販売されているため、他のスマホでもアクセサリーを使えば画角を広げることが可能です。
しかし、現実的な問題として、常に広角レンズを持ち歩き、撮影の度にレンズを取り付けるというのは極めて使いづらいです。
更に広角レンズアタッチメントは大幅に出っ張るため、常時取り付けておくことが不可能です。
Zenfone 5はカメラアプリを立ち上げ、ワンタップで広角レンズに切り替えられるため、スピーディーかつストレスフリーで撮影が可能です。
画質は広角レンズの方が劣るため、通常は高画質レンズを利用すべきですが、狭い場所での撮影時はかなり便利に撮影可能です。
撮影レスポンスも不足ありません。
強いて言うなら、カメラアプリ起動時のモードを選択できればよかったです。
アプリを起動すると毎回通常撮影モードが起動しますが、Proモードが自動で起動できる選択が可能なら更に良いと感じました。
また、写真撮影時と動画撮影時は画角が異なるのですが、プレビュー中(シャッターを押していない間)は写真の画角が表示されているため、動画撮影ボタンを押した瞬間、プレビュー画面の画角が狭まります。
OnePlus 5Tの時は、写真撮影モードと動画モードが切り替えできるため、アングル(画角)を決めて固定してから動画シャッターボタンを押すということができたのですが、Zenfone 5の場合は、動画撮影ボタンを押した後に、微調整する必要があります。
写真と動画撮影ボタンが同じ画面上にあるため、瞬時に好きな方で撮影可能というメリットもあるので、このへんは好みが分かれるかもしれません。
総合的に見ると、安いしハイスペックなのでコスパ最強のカメラスマホでした。
コメント