最近増えてきたSoftBank系の格安SIMが案外お得らしいので、調べてまとめてみました。
格安SIMのメリット
とにかく安いという情報が散見されてしまいますが、格安SIMには、それ以外にもたくさんのメリットがあります。
- 安い
大手が7000円程度のプランでも、格安SIMなら1800円程度 - 2年縛りがない
大抵の格安SIMは長くても1年程度 - 2年の自動更新が無い
大手だと2年経過すると自動的に2年更新されてしまうため、辞めたいときに違約金を約10,000円を払わなくてはいけない
格安SIMのデメリット
良いことはたくさんありますが、デメリットに何があるかもチェックしてみましょう。
- よくわからない?難解?
一応格安SIMの方がシンプルですが、パット見て誰でも分かるという内容ではないかもしれません。 - やり方がよくわからない。
検索すれば出てきますが、自分で調べないと教えてくれる人はいません。 - スマホの設定も自分でしないといけない。
スマホにSIMカードを入れて、初期設定も自分でやる必要があります。
調べればわかりますが、同様です。
このように、調べたら答えが出てきますが、Googleの使い方がわからないという人にはおすすめできません。
つまり、この記事を見ている人であれば、問題なく出来るかと思います。
ソフトバンクの格安SIMとは?
今まで、格安SIMと言えば、docomoの回線を使用した物を指していました。
というのも、docomoでしか格安SIMが出ていなかったからです。
しかし、最近はauやSoftBankの格安SIMも登場してきました。
ここで、どの会社の格安SIMを使うか迷うかと思います。
docomoの方が種類が多く、値段も安い傾向になるため、多くの人はdocomoを利用します。
auを使用する人はあまりいないのと、今回はメリットがないのでスルーします。
そして、SoftBankの格安SIMを使う最大のメリットが、海外スマホと相性が良いというところがあるからです。
海外スマホの欠点
海外のスマートフォンは日本で販売しているスマホよりも圧倒的に安いというメリットがあります。
全く同じ性能でも日本だと3万程度するモデルも、海外スマホだと1万円で購入することが可能です。
1万円と3万円だとだいぶ違いますよね。
3回壊しても元が取れちゃいます。
でも、海外スマホには日本の電波をキャッチしにくいという特徴があります。
スマートフォンを検討するときにプラチナバンドという言葉を聞いたことがある人は多いと思います。
このプラチナバンドと言うのが、一つの電波の種類です。
携帯電話には幾つもの電波をキャッチする機能が搭載しています。
電波には得意不得意があって、通信速度は速く、エリアも広いが建物の中は苦手という電波(Band1)
通信速度は遅いが、建物の中や地下でも繋がりやすい電波(Band19 ,8、プラチナバンド)
このような様々な電波が組み合わさっています。
docomoの格安SIMと海外スマホの相性
そこで気になるのが、docomoの格安SIMと海外スマホを組み合わせて使うことが出来るのか、というところです。
電波的には、docomoの電波と海外スマホの多くはBand1(2100Mhz)とBand3(1800Mhz)が共通なので、電波をキャッチすることが可能です。
しかし、この2つともプラチナバンドではありません。
docomoのプラチナバンドはBand19(800Mhz)ですが、殆どの海外スマホは対応していません。
そのため、海外スマホにdocomoの格安SIMを入れて使おうとすると、建物の中では電波をキャッチしにくくなってしまいます。
OnePlus 5T , Xiaomi Mi Mix 2等のハイエンド機にはBand19対応モデルもありますが、こういったモデルは約5万円程度してしまうので、格安とは言い切れないかもしれません。
※それでも日本の大手メーカーから買うよりはだいぶ安いです。
SoftBankの格安SIMと海外スマホの相性
次に同様にSoftBankの場合も検証してみましょう。
SoftBankの電波と海外スマホで共通の電波はBand1(2100Mhz)とBand3(1800Mhz)とBand8(900Mhz)です。
そして、Band8の電波がプラチナバンドになっているため、docomoとは異なり建物の内部から地下に強い電波となります。
海外の1万円程度の激安スマホにSoftBankの格安SIMを挿してしまえば、超激安でスマホを使うことが出来るということになります。
SoftBankの格安SIM
docomoの格安SIMはまとめられないほどたくさんの会社から発売されています。
SoftBankの格安SIMは数えられるほどしか無いため、1つずつざっくばらんにチェックしてみます。
※海外スマホとの相性が良いプランのみ記載しております。
1,b-mobile
最古の格安SIM会社として有名な老舗企業です。
使ったデータ通信量によって、料金が変わるシステムのSoftBank 格安SIMです。
プラン名:b-mobile S 990 ジャストフィットSIM
音声通話:あり
料金:990円 ~ 7240円
通信容量:1GB ~ 15GB
【b-mobile】b-mobile S 990 ジャストフィットSIM
2,U-mobile
データ通信だけですが、料金がお安いです。
プラン名:U-mobile S データ専用
音声通話:無し
料金:880円,1580円,2980円,4980円
通信容量:1 , 3 , 7 , 30 GB
3,nuroモバイル
プラス800円で10分間通話し放題というオプションも搭載されているため、よく電話をするという人にも使いやすいプランになっています。
プラン名:ソフトバンク回線
音声通話:あり
料金:1680円
通信容量:2GB
4,QTモバイル
聞いたことのないメーカーですが、九州電力の子会社が運営しているということで信頼して良さそうですね。
2018年2月1日よりソフトバンクの格安SIMサービスが開始しました。
現在キャンペーン中で値段がお安くなっているので、それを考慮すると結構お得です。
料金はリンクからチェックして下さい。
プラン名:ソフトバンク回線 データ+通話コース
音声通話:あり
料金:1700円
通信容量:1GB
【ホームページ】QTモバイル
まとめ
今回は4つの格安SIMをご紹介しましたが、他にも幾つかございました。
しかし、店舗でしか契約ができなかったり、あんまり安くなかったので紹介しませんでした。
そのため、誰でも安く契約出来るSoftBank系の格安SIMはこの4種類と言ってもいいかと思います。
海外スマホとの相性が非常に良いSoftBankの格安SIMは非常に興味があるため、近いうちに契約したいと思いました。
そして、ボクが契約するなら1番のb-mobile S 990 ジャストフィットSIMです。
やっぱり、音声通話は欲しいですし、外で動画を見たりはしないので、1GBあれば十分だからです。
値段も990円と非常に安いですよね。
段階的な料金プランは一気に値段が上がるのが怖いですが、このプランはかなり余裕を持った料金とデータ容量になっているため、予期せぬ高額料金を支払うということにもならないかと思います。
激安の海外スマホを検討している人はSoftBank系の格安SIMを検討してみても良いかもしれません٩(๑•̀ω•́๑)۶
コメント
SoftBankの格安SIMと海外スマホの相性
「そして、Band3の電波はプラチナバンドになっているため、docomoとは異なり建物の内部から地下に強い電波となります。」
Band3ではなくBand8(900MHz)がプラチナバンドですよ!
初心者の方が混乱してはいけないと思い、ご指摘させて頂きました。
更新楽しみにしております。ガンバッテ!
FIT男さん、こんにちは。
ほんとだ、間違っていますね><
ご指摘ありがとうございますヾ(*´ω`*)ノ
こういった間違いを教えて頂けるのは、本当に助かります( ^ω^ 三 ^ω^ )ヒュンヒュン
NOKIA8 購入しました。SoftBank回線との相性の良い端末と思っていたのですが、3G回線を利用できず、格安SIMで通話が不可能でした。docomo 系格安SIMではエリアが狭くなるものの、一応大丈夫でした。
Google pixel はどうなんでしょう?
こんにちは。
NOKIA8に対応バンドを確認しましたが、Softbankは利用できる様に思いました。
APN設定等間違いはございませんでしょうか?
また、Google Pixelに関しても同様だと思います。
ありがとうございます。
APN設定に関しましては問題ないのですが、3Gだけのエリアへ行くと圏外といった状況です。SoftBank系の格安SIMで4Gのデータ通信は問題ありませんので、NOKIA8 特有のことかもしれません。
このような特有の状況がPixel で起こらないか?ということで、なかなかふみきれません。こちらPixel の場合、docomo 回線では全く問題ないようですね!
どうしたらいいのか悩ましいところです。
こればかりは、人柱の方の情報を待つしか無いようです><
そのとおりですね><
いつも動画を楽しませてもらってます。そのせいかXAIOMIの端末に興味深々なのです。IIJのドコモ系なので、ソフトバンク系に乗り換えたいなと思い、現在通話とLTEが3ギガなのでよく似たやつないかなと探してたら、ここのページにたどり着きました。LINEだとよく似たプランあるのですが、XIAOMIな端末でつかえるのでしょうか?