あのVAIOが作った、13.3インチ x 2 画面の電子ペーパーがすごい!
◆Engadgetより一部抜粋
紙のような使い勝手を実現したと称する電子ペーパー楽譜「GVIDO」を、テラダ・ミュージック・スコアが日北欧同時発売します。発売日は9月20日。
まとめると
- 販売はテラダ・ミュージック・スコア
- 設計、製造はVAIO株式会社
- 発売日は9月20日
- 画面サイズは13.3インチ x 2画面
- 筆圧は2048段階のワコム「feel」
- 内蔵メモリは8GB
- microSDは対応
- 楽譜のクラウド共有機能搭載
- セットリスト機能搭載
- WIFIは802.11 a/b/g/n
- Bluetooth対応
- サイズは482 x 310 x 6.05mm
- 重量は660g
- 予定販売価格は約18万円
- 別売りでフットスイッチ
- 予約開始は発売前の約1ヶ月前から(8月20日くらい)
ニッチな市場に向けた完璧な製品だと思いますね。
一般人は楽譜は見ませんし、更に電子ペーパーにしたいと思う人もその中の一部だと思います。
しかし、音楽に精通している人は、ある程度お金を持っていると思いますから、そこに高級路線で製品を作るというのは非常に良いポイントかと思います。
さらに、電子ペーパーとしてはかなりスペックが高いと思います。
動画を見る限り、Kindleなどの代表的なE-inkの電子ペーパーと比較してもかなり動作が速いですよね。
▼PV
解像度も高く、ペンの追従性も若干の遅延はありますが実用が可能っぽいですね。
線がいきなり飛んで角ばったりしないというところは確認できます。
▼実際に使っている様子
電子ペーパータイプの製品は数年前から、Kindleなどの電子書籍以外端末でもいくつかありました。
しかし、どれも画面が非常に荒かったり、動作が極端に遅かったりと、実使用するには耐えられないような品質でした。
普通の液晶搭載のAndroidと比較してもその遅さは呆れるレベルですが、ここに来て電子ペーパーの進化が見られた気がします。
2つ目の動画を見て、絵を描くには難しいですが、メモをする程度であれば実用的なスペックにまでは上がっていますね。
それにこの大画面で高解像度というのはなかなかそそられるものがあります。
似たような製品でSONOと言うものもあります。
こちらは、日本のクラウドファウンディング Makuakeにて製作が決まったモデルです。
13.3インチx2の液晶がくっついたAndroidタブレットです。
液晶なので、重量は1.9kgとかなりの重量級です。しかし、その分電子ペーパーよりも綺麗でカラー表示可能ですね。
ただ、動画を見ると、ありえないほどもっさり動作です。
OSがAndroid4.0時代か!?と思ってしまうくらいもっさりです。
スペックを見てみると、CPUがCotex A9でメモリが1GBとまさに、5000円で買える7インチ中華タブレットを思い浮かべるスペックでした。
そして、そのお値段が驚きの、一般販売予定価格:192,240円(税込)!!!
プロジェクトに投資したの29人と非常に少ないですが、一応200万円程集まったみたいです。
約19万円をポンと出せるようなお金持ちに向けた商品なのでしょうが、あまりにもスペックを削り過ぎなような気もします。
動画PVでその遅さがハッキリと分かるので、本当に残念としか思えません。
けれど、こういった製品を待っていた人というのはそういうのは気にならないのかもしれないですね、これも適材適所というのかな?
ただ、これだと、演奏中にフリーズしてしまう可能性があるから、そもそもダメな気がする。
電子ペーパーの譜面を待っていた人は間違いなくGVIDOを買ったほうが良いかと思いました。
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