お客様ぁ~どうもこんにちはカズヒロです。
今回は中華タフネススマホが手に入ったので、開封して1週間利用してみました。
提供:Ulefone
Ulefone Armor 10 5G
スペック
詳細スペックはこちらを確認ください。
特徴
開封
設定メニュー
ベンチマーク
Antutuスコアは30万点と非常に高いです。
ほぼすべてのゲームが快適に遊べますが、最高画質で遊ぶ場合はAntutu50万点以上ほしいところです。
同時タッチ数は3と少なめ。
ゲームをガチで遊ぶ人には向きませんね。
標準的なスマホは5つ、フラッグシップスマホは10個まで対応していることが多い。
SIMカード検証
docomo 5G、楽天Un limit V のSIMカードを挿入し、APNを設定しただけでインターネットはできませんでした。
docomo格安SIM(HIS Mobile)のSIMカードは一般的な方法通り、APN設定をすることで通信ができるようになりました。
その後、この内容をUlefoneに伝えたところ、1週間程度で対応するためのアップデートを提供していただけました。
その結果、Ulefone Armor 10 5Gに関しては「docomo 5G、楽天Un limit V」のSIMが使えるようになりました。
更に、今後発売するUlefoneデバイスに関してはこれらアップデートを適用させると回答頂いたので、使える可能性が高いかと思います。
(以前の端末に関してはアップデートするかは不明なので、ご注意ください)
設定方法
docomo 5G SIMを利用する場合はAPNに「spmode.ne.jp」のみ追加設定ください。他の項目は初期値のままで問題ありません。その後再起動してください。
楽天Un limitのAPNはアップデートにより追加されているのでそれを選択してください。
docomo 格安SIMは会社指定のAPNを設定してください。
この状態ではまだ使えない可能性があるため、UMIDIGI端末と同じ様に、通信をLTEonly、Volte設定をしてください。
MTK Engineering Modeをインストールしてください。
【Google Playストア】MTK Engineering Mode
3G通信をOFFにして、LTEオンリー(4Gオンリー)の通信をするように設定します。
Network Selecting → LTE only
4Gで通話ができるようにします。
Misc Feature Config → hVolte →bSRLTE → hVolte
通知バーにVoLTEマークが表示されたらOK
楽天電波のみをキャッチする方法
楽天Un limit Vはメイン回線として楽天電波、サブ回線としてau電波(Band 18)が使えます。
しかし現状はサブ回線のau電波のほうがエリアが広く、電波強度も強いため、auの電波を拾ってしまうことが多々あります。
そのため、下記方法でauの電波を掴まなくすることで、強制的に楽天電波を掴める様になります。
(楽天エリア外では圏外になりますのでご注意ください)
MTK Engineering Mode → BandMode →LTEの Band 18 , Band 28のチェックを外す
※うまく行かない場合は、LTEの楽天電波のBand 3以外を全部チェック外すとうまくいきました。
写真サンプル
1週間メインスマホとして使った感想
カメラ画質はなかなか良いが、ピンとスピードやカメラアプリの品質はフラッグシップスマホには劣る。
また、超広角レンズで動画撮影もできない点も残念でした。
僕はよくトイレでスマホ片手に操作するのですが、その時は顕著に重さを感じます。
通勤電車でつり革に掴まってスマホを操作する時なども大変に感じてしまう可能性が高いです。
また、ゆるゆるのズボンだと、ズボンがずり落ちてきそうな感じと、重みを感じます。
通信速度はそこまで割と速かったです。
例えばdocomo5G SIMを使った場合、iPhone 12 miniが最もスピードが早く、次にNubia Red magic 5G、そしてその次がUlefone Armor 10 5Gとなり、電波の感度が分厚い筐体によって悪くなっているのかもしれないと感じました。
その他部分はとても快適で、操作もキビキビしていますし、ワイヤレス充電も楽ちんですし、使っていて不便を感じることはありませんでした。
本当に重量だけネックなので、その点お気をつけください。
1週間タフネススマホ生活するか pic.twitter.com/LYU2xmlODV
— かずひろ【ガジェット】 (@KazuhiroMV) December 4, 2020
てゃぬきち with Ulefone Armor 10 5G pic.twitter.com/3h7lO71Dyu
— かずひろ【ガジェット】 (@KazuhiroMV) December 2, 2020
通信速度の違い
同じSIMカードでも、スマホの種類によって電波の感度やスピードが異なります。
今回はその違いを検証しました。
使用したSIMカードはdocomo 5Gですが、5Gエリア外の4Gエリアです。
スマホ | 下り | 上り |
UMIDIGI F1 Play |
15.2 Mbps |
3.99 Mbps 6.67 Mbps 8.13 Mbps 6.39 Mbps 平均 6.3 Mbps |
Nubia Red Magic 5G | 36.7 Mbps 32.8 Mbps 26.0 Mbps 平均 31.8 Mbps |
7.96 Mbps 8.16 Mbps 6.54 Mbps 平均 7.6 Mbps |
Nubia Red Magic 3S | 24.0 Mbps 24.7 Mbps 平均 24.4 Mbps |
7.57 Mbps 7.34 Mbps 平均 7.5 Mbps |
ZenFone 6 | 16.7 Mbps 24.6 Mbps 25.5 Mbps 平均 22.3 Mbps |
2.19 Mbps 4.11 Mbps 4.05 Mbps 平均 3.45 Mbps |
iPhone SE(初代) | 22.3 Mbps 18.5 Mbps 10.7 Mbps 平均 17.2 Mbps |
7.19 Mbps 8.32 Mbps 6.19 Mbps 平均 7.23 Mbps |
iPhone 12 mini | 49.2 Mbps 49.6 Mbps 49.4 Mbps 平均 49.4 Mbps |
4.49 Mbps 11.2 Mbps 12.6 Mbps 平均 9.43 Mbps |
Ulefone Armor 10 5G | 20.2 Mbps 26.3 Mbps 26.7 Mbps 平均 24.4 Mbps |
8.35 Mbps 6.62 Mbps 7.27 Mbps 平均 7.41 Mbps |
下り速度
No1:iPhone 12 mini(49.4 Mbps)
No2:Nubia Red Magic 5G(31.8 Mbps)
No3:Nubia Red Magic 3S、Ulefone Armor 10 5G(24.4 Mbps)
上り速度
No1:iPhone 12 mini(9.43 Mbps)
No2:Nubia Red Magic 5G(7.6 Mbps)
No3:Nubia Red Magic 3S(7.5 Mbps)
おそらくiPhone 12 miniは最新端末という点と、日本で公式販売されているモデルであるために、日本の通信に最適化されているという理由で速度が速かったのかと思います。
予想ではZenFone 6も同じ条件なので、速くなるかと思われたのですが、そうはなりませんでした。
ゲーミングスマホは本体全体にアンテナが張り巡らされているという点からスピードが早かったのではないかと想像できます。
Ulefone Armor 10 5Gのみアップデート後にdocomo 5Gが使えるようになったため別日での計測となりました。
そのため、同じ条件ではありませんが、時間帯的にはスピードが遅くなるはずですので、参考にはなるかと思います。
動画
▼レビュー動画①
▼レビュー動画②
▼サンプル映像
ネット上の声
- 重量328gか、罰ゲーム級の重さだな。
- 頑丈なデザイン、完璧な組み合わせのすごい5Gスマートフォン😁👍👍
- ulephoneのようなブランドはアフターサービスを提供していません。しかし、私はこの種のスマホを見るのは大好きです。
- 私はUlefone Armor 3Tから使い始めて、前回はArmor 7に切り替えました。次はこの10が欲しいです。Ulefoneは私が最も信頼できるスマホを作っている唯一のブランドです。
- おぉ!これはいいですね。UlefoneかDoogeeはどちらがいいのかな?
ポイント
良い点
- 完全防水
- 耐衝撃性
- 大容量バッテリー(5800mAh)
- 5G対応
- まともに使えるカメラ性能
- ワイヤレス充電対応
- ハイスペックなSoC(Antutu30万点)
- 指紋認証&顔認証対応
- docomo5G,Rakuten Unlimit,docomo格安SIMに対応
気になる点
- 日本の5Gもしっかり掴める保証はない。
- 指紋認証制度は若干低め
- 重たい(実測333g)
まとめ
このスマホの最大の欠点は重量です。
重たいスマホを選びたくない人は間違いなく選んではいけません。
しかし、他の全体的なスペックはかなり高くなっており、タフネススマホの中で選ぶとすると、選択肢ても全く問題ない端末と言えます。
価格はセール等によって変わりますが、4万円台です。
4万円台でAntutu30万点というだけでもかなりお安いです。
タフネススマホは通常のスマホよりも性能が落とされがちですが、この性能があれば、ほぼすべてのゲームが快適に遊べます。
製品名にもなっている5Gですが、私の住んでいる場所が5Gエリアではないため、検証はできておりませんが、電波自体は全キャリアに対応していますから、あって損はありません。
今後エリア拡大に伴って、5G対応というのは少しだけ嬉しいです。
ストレージ容量は128GBと大容量ですし、microSDカードも使えて、SIMピンが無くとも簡単にSIMトレイを取り出しできる構造になっています。
そのため、容量が困ってmicroSDを交換するのも簡単というのは、他のスマホにはない特徴でもあると思います。
ただし、SIMトレイを取り出すとSIMも一度取り外すことになるため、Volte設定がOFFになり、もう一度下記設定が必要になります。
Misc Feature Config → hVolte →bSRLTE → hVolte
ワイヤレス充電に対応しているという点は大きいです。
バッテリー容量が5800mAhと大きいため、フル充電までは時間がかかりますが、充電キャップを開けて充電するよりも手軽で簡単です。
顔認証と指紋認証にも対応しているのは使い勝手がとても良かったです。
カスタムキーも設定できる点も他のスマホよりも優れている特徴です。
そして、何度も言いますが、最大の欠点は重量です。
筐体が頑丈で、壊れづらい代償としての重量ですから、その点を許容できる人におすすめできる端末です。
コメント
投稿とても参考になりました。
現在、本端末の購入を考えているのですが、記事内に「楽天モバイル」が使えるようになったとの紹介がありました。
こちらは、Mediatck-SoCデバイスでよくある設定をしなくても、APN設定のみで、楽天Linkによる通話/SMS送受信や、データ通信が出来るようになったと解釈して良いのでしょうか?(デバイス再起動後の再設定も要らない)
ご教授頂けると幸いです。