
映画館へ行かなくても、いつもの動画を立体っぽく楽しめたら面白そうですよね。XREALが11月2日、ARグラス「XREAL 1 Pro+」の国内予約を始めました。発売・出荷開始は11月10日、単体価格は税込84,980円です。
普通の動画やゲーム映像を、目の前の3D映像へ変える処理が60fpsに対応。明るさや鼻当ても改良しています。ただ、初めて買う人と、すでにOneシリーズを持つ人では、見るべきポイントが少し違います。
いつもの2D映像を、60fpsの3Dへ

「REAL 3D」は、普通の2Dの写真・動画などから奥行きを作る機能です。専用の3D動画だけを探さなくても、手持ちの映像で試せるのは楽しいところ。飛び出し方や自然さは内容によっても変わるので、元から立体撮影した映像と同じだとは考えないほうがよさそうです。
従来の変換は30fps、今回は60fpsです。パラパラ漫画で、1秒にめくる紙が30枚から60枚へ増えるイメージ。動きのある映像を、より滑らかに見せる狙いがあります。画面の最大120Hzという仕様とは別の数字で、「3D変換も120fps」という意味ではありません。
片眼の解像度は1920×1080、視野角は57度です。ピーク輝度は最大1,200nitsですが、国内の仕様表では3DoFの空間固定時を375nitsとしています。いつ、どのモードでも最大の明るさが出るわけではありません。AI HDRや標準・映画・読書モードも備え、場面に合う見え方へ調整します。
USB-Cなら何でもOK、ではない

1 Pro+は、対応するスマホやPCなどへつなぐウェアラブルディスプレイです。接続先には、USB-CのDisplayPort Alt Mode映像出力が必要です。充電端子がUSB-Cだからといって、必ず映像まで送れるとは限りません。買う前に、使いたい機種の映像出力を確認しましょう。
3D変換はグラス側。
映像は、対応するスマホやPCから。
グラス内のX1チップが、3D変換や頭の向きに合わせた画面処理を担当します。「グラス単体で処理できる」は、スマホなどの映像元がいらない、という意味ではありません。Android XRを備える別製品「AURA」の説明とも分けておきたいところです。
標準の3DoFは、主に頭の向きの変化に対応する仕組みです。前後左右へ動いた位置まで追って、画面を部屋の同じ場所へ置く6DoFには、別売の「XREAL Eye」が必要。通常の3D変換のためにEyeが必須なわけではありません。
下の公式写真では、黒いサングラス型のフレームと、レンズ内側にある映像を見せる光学部品の形が分かります。普通のメガネと同じ感覚で選ぶより、視界の端まで無理なく見えるか、鼻と耳へどう当たるかを試したい形です。

公式ストアのサイズは、目と目の間隔であるIPDに合わせ、Mが57〜66mm、Lが66〜75mmです。ノーズパッドはS・M・Lが同梱されます。度付きレンズを使う人は、その分の収まりや費用も合わせて考えたいですね。
出典:公式ストアのサイズ・同梱物・度付きレンズ案内/3DoF・6DoFの公式説明
予想・感想:初めての1本と、買い替えでは話が違う

予想:手持ちの映像を楽しむ入口は広がりそう
たとえば、旅行先の部屋でスマホの動画を大きな画面として見たい人や、机に大型モニターを置きにくい人には気になる選択肢です。毎回コンテンツを探し直さず、いつもの映像から試せるのは、使い始めるきっかけになりそうです。
ただし、体に着ける機器なので、見え方や疲れやすさには個人差があります。国内では11月9日23時59分まで、Eyeとのセットを税込91,960円で予約できますが、7,000円引きは単品合計との比較です。割引額よりも、位置追跡まで使いたいかを先に考えるほうがよさそうです。
感想:装着感の改良は歓迎。旧機種を急いで手放す必要はなさそう
長くかける機器で、鼻当てを改良するのは良い方向です。画質が立派でも、ずれたり鼻が痛くなったりしたら、結局使わなくなります。派手な最大値より、日常で困る部分へ手を入れる姿勢は評価したいところです。
一方、公式の海外コミュニティでは、旧XREAL One・One Pro・1Sにも、更新で60fpsのREAL 3Dを提供する方針を説明しています。10月15日時点では翌月を目標としており、各機種の実際の配信状況は確認が必要です。少なくとも「60fpsが欲しければ新型へ買い替えるしかない」と勧めるのは早計でしょう。
8万円台は気軽な買い物ではありません。初購入なら接続機器と試着、旧機種からなら更新内容と明るさ・掛け心地の差を見て選びたい。新型の魅力はありますが、持っている1本を長く使える更新も、同じくらい大切にしてほしいところです。
出典:XREAL公式の海外コミュニティ告知/公式担当者の更新時期に関する返信/日本公式のセット予約案内
ポイント
良い点
- いつもの映像を3Dへ。60fpsの変換処理をグラス側で行い、対応機器の映像で試せます。
- 明るさと掛け心地を見直し。画質調整のモードや新設計ノーズパッドを備えます。
- 位置追跡は必要に応じて追加。Eyeを使う6DoFと、通常の3D変換を分けて選べます。
悪い点
- スマホやPCの対応確認が必要。USB-Cの形だけでは映像出力に対応するか判断できません。
- 顔・目幅・度付きレンズとの相性がある。画面の見え方と装着感は試して確認したいところです。
- 買い替えの費用は大きい。旧機種の更新も案内されており、60fpsだけで新型を選ぶ前に差を見たい製品です。
まとめ
XREAL 1 Pro+は、通常映像の3D変換を60fpsにし、明るさや装着感を磨いたARグラスです。対応する映像出力機器と顔への相性を確かめ、旧機種を持つ人は更新状況も見てから、買い替える価値があるか判断したいところです。
ネット上の声
2026年11月5日確認。海外での先行発表後、10月15〜22日に投稿されたRedditの反応を要約しました。新型の利用報告に加え、旧機種での体験、質問、更新への期待を含みます。国内購入者全体の評価や、同じ条件での比較試験ではありません。
- 自分の目には、新型がいちばん合った。複数製品を試したdikaiyang氏は、1 Pro+で二重に見える問題がなくなったと評価。一方、度付きレンズを付けた時の鼻当てや収納には注意も挙げています。同氏の顔や機材での体験です。(Reddit:dikaiyang氏)
- 新しい鼻当てだけ、旧One Proにも付けたい。Lowe0氏は、買い替えより部品の追加で装着感を改善できないか質問。新型の快適性を、手持ちの機種でも取り入れたいという要望です。(Reddit:Lowe0氏)
- 鼻当ての改善は、地味ではない。turbokid氏は、旧機種の標準品が自分には快適でなく、別の鼻当てを使ったと説明。新型の使い心地を確認した報告ではなく、旧機種の経験からの反応です。(Reddit:turbokid氏)
- 大刷新より、完成度を高めた更新という印象。shnukms氏は、解像度などが大きく変わる製品ではなく、これからOneシリーズを買う人に向いた改良と受け止めています。(Reddit:shnukms氏)
- 買ったばかりだと、新型発表は複雑。Popcocos氏は、One Proを購入した直後だったため、ソフト更新を期待していたところに新型が出て、買うのを急いだ気分だと投稿しています。(Reddit:Popcocos氏)
- 旧機種も3D機能が増えるのはうれしい。Serpentar69氏は、One Proにも更新を続ける方針を歓迎。新機能から取り残されるのではという不安が和らいだとしています。(Reddit:Serpentar69氏)
- 新型ならではの違いを詳しく知りたい。burnthebarrier氏は、光学部分の改善点、旧機種との3D性能差、既存利用者への買い替え策などを質問。型番だけでなく差額に見合う違いを求めています。(Reddit:burnthebarrier氏)
- 決まったモードだけでなく、暗部を自分で調整したい。MoreIdLessEgo氏は、Oneシリーズの暗い部分の見え方を気にし、明るさ以外の細かい調整も要望。1 Pro+で同じ問題を確認したという発言ではありません。(Reddit:MoreIdLessEgo氏)
- HDRの映像が、どう見えるか気になる。ScaredAsk4168氏は、初代AirとSamsung DeXで映像が暗く感じられた経験から、新型のHDRコンテンツ処理を質問。接続先と映像の組み合わせまで確認したい声です。(Reddit:ScaredAsk4168氏)
- 高く買った旧機種にも、更新を届けてほしい。laernuindia氏は、ソフトで実現できそうな改善をOne Proにも望んでいます。新製品を出すことと、既存利用者を支えることの両立を求める反応です。(Reddit:laernuindia氏)

ついに60fpsだにゃ!
30fpsと60fpsは全然体感違うから、今まで買えてなかったから欲しくなってきたにゃ
国内発表:2026年11月2日。国内発売・出荷開始予定:11月10日。海外コミュニティの先行告知:10月15日。情報確認:11月5日。


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