Windows10のクリーンインストール方法

提供:CyberMedia株式会社

Windows10のインストール方法

パソコンがおかしくなったり、自作したりすると自分でWindowsを再インストールする機会が出てきます。
今回は、Windows10のインストールする方法をご紹介致します。

  1. USBメモリー(8GB以上)にWindows10インストールメディアを作る
    (DVDでも可能)
  2. SSDをフォーマット
  3. USBとSSDをPCに取り付ける
  4. 起動させる
  5. 選択画面が表示されるので、USBを選択
  6. Windows10セットアップが開始するので、画面に従ってインストール

 

必要機材

SSD

Windows 10をインストールする場所はSSDが最適です。
今どきHDDを使うのはもったいないです。
1年前と比べると、値段が半額近く安くなっているので、絶好のタイミングです。

今回は240GBのモデルを使いますが、ゲームをよくプレイするなら、480GBを選んだほうがたくさんインストールしておけるので便利です。

 

3.5インチ to 2.5インチ変換トレイ

パソコンケースには3.5インチ用の取付箇所がありますが、SSDは2.5インチとちょびっと小さいです。
そのため、取り付けるためのトレイが必要です。
人それぞれケーブルが足りなかったり、電源ケーブルが足りなかったり環境が異なるので、適切なものを追加で用意しましょう。
全部セットのものも販売されているので、よくわからない人はセットのを買っておけばまず問題ありません。

 

USBメモリー

USBメモリーは8GB以上のモデルが必要です。
ただ、最近のUSBメモリーはとても安くて、8GBでも16GBでも32GBもあまり値段が変わりません。
使用後も普通のUSBメモリーとして使えるので、大きめのものを選んでおけば、何かと便利かもしれません。
DVDでも代用可能なので、必要に応じて用意してください。

 

作業の様子

「ツールを今すぐダウンロード」と書かれているボタンをクリックします。

【Windows10】ダウンロードページ

 

この様なファイルがダウンロードされるんので実行します。

 

ファイルを実行するときは、右クリック「管理者として実行」から行います。

 

少し待ちます。

 

内容をチェックします。

 

別のPCのインストールメディアを作成ます。

 

内容を確認します。

 

USBフラッシュドライブを選択します。

 

ここで注意が必要です。
他のUSBドライブを選択しないようにしましょう。

 

間違いが起こらないように、不要なUSBメディアを外しておきましょう。

 

1時間位放置します。

 

完了しました。

 

SSDをフォーマット

Windowsで読み込めるようにフォーマットしましょう。
Windows10のスタートメニュー右クリック→ディスク管理からフォーマット可能です。
間違えて違うディスクをフォーマットしてしまうとデータが全部消えてしまうので注意しましょう。

 

初期状態のままで良いので、フォーマットします。

 

フォーマット完了しました。

 

Windows10のインストール

USBとSSDをPCに接続します。
この際、間違え防止の為に、他のディスクは取り外しておきましょう。

 

セットアップが起動します。

 

この様なセットアップ画面が出てくるので、画面の支持に従ってインストールします。

 

もしうまくいかない場合は、BIOSから読み込み順を入れ替えてみましょう。
BIOS画面には、PCの電源を入れてからF1~F12,Deleteボタンのどこかを押すことで移行することができます。
PCによってボタンが変わるので、適当に全ボタンを連打してみましょう。
そして、USBを先頭にして、Windows10のセットアップを優先して読み込むようにします。

 

セーブして終わります。

 

セットアップが完了しました。

 

問題なく使えます。
もしかすると、画面解像度が変かもしれませんが、自動アップデートで修正されるはずなので、Windowsアップデートを掛けることで改善します。

 

読書速度を計測してみると高速でした。
HDDと比べると5倍程度高速になります。

 

使うパソコンによっては、速度があまり出ない場合があります。
古いパソコンの場合は、SATA2という古い規格のマザーボードを採用している可能性があるため、どうしようもありません。
SATA3という規格に対応していれば、速度が上がりますので、古すぎるパソコンの場合は、丸ごと買い替えたほうがいい場合もあります。

 

クリーンインストールと換装のメリット・デメリット

Windows10をクリーンインストールすると、すべてがまっさらな状態になります。
今までの状態をコピーしたい場合は、換装する必要があります。
それぞれメリット・デメリットがあるのでまとめてみます。

クリーンインストールのメリット

  1. 不要なアプリも全部綺麗サッパリ
  2. ゴミフォルダも綺麗サッパリ
  3. レジストリも綺麗サッパリ
  4. ウイルスも綺麗サッパリ

クリーンインストールのデメリット

  1. ソフトの再インストールが面倒

 

換装のメリット

  1. 今までの状態を引き継げる

換装のデメリット

  1. 悪い状態も引き継いでしまう
  2. 隠れウイルスファイルも引き継ぐ
  3. PCの動作が遅くなる原因も引き継ぐ
  4. 気づかない不要なゴミファイル・フォルダも引き継ぐ

 

動画で解説

 

まとめ

必要なソフトが決まっていて、長年使ってきたPCを心機一転綺麗にしたい場合は、クリーンインストールしたほうが良いです。
パソコンの中身はありえないほどごちゃごちゃしていて、何が悪さをしているかわかりません。
わかりやすいウイルスファイルはセキュリティーソフトが退治してくれますが、ウイルスじゃないけれど、PCの動作に悪影響があるファイルまで退治してくれません。

パソコンを長年使っていくと、どうしても動作が遅くなってしまいます。
その理由が、不要なゴミファイルやゴミフォルダ、謎のバックグラウンドソフト、レジストリ…と素人では何が原因か正直わからなくなってきます。
一つ一つ時間を掛けて調べることはほぼ不可能です。
そんなときの対処法が、クリーンインストールなのです。

私は数年に一度、いつも使っているソフトをメモして、クリーンインストールしています。
やっぱり、大掃除すると動作も快適になりますし、いろいろ綺麗になって、ファイルを整理するきっかけにもなります。
ソフトウェアの設定など、再構成するのが面倒な場合は、換装の方が良いので、ご自身の環境に合わせてSSDを切り替えしてみてください。

 

前回

【Kingmax SSD】開封

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