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IT NEWS

【薄い】厚さ1.1cmの半固体モバイルバッテリー!サンコーの5000mAhモデルは何が違う?

更新

半固体バッテリーの特徴を紹介するイメージ

スマホの充電が心配でバッテリーを持ち歩きたいけれど、かばんの中でかさばるのは困る。そんな人が気になる、薄型の新製品です。

サンコーは2026年10月26日、「PD対応半固体モバイルバッテリー 5000mAh」を発売しました。厚さは約1.1cm、重さは約110g。公式通販の価格は3,980円です。

薄くて軽い! 充電端子は3つ

サンコーのPD対応半固体モバイルバッテリー5000mAhの本体と端子
本体と端子。画像:サンコー株式会社の発表資料

本体サイズは約104×68×11mm。USB Type-Cが1つ、Type-Aが2つあり、Type-Cは最大20WのUSB PD出力に対応します。対応するスマホなら、外出中の充電に役立ちます。

容量は5000mAh(18.5Wh)です。数値が同じでも、変換時のロスなどがあるため、スマホを必ず1回満充電できるとは限りません。端末の容量や使い方によって変わります。

本体の充電時間は、対応する12V/1.5Aの充電器を使えば約1.5時間。5V/2Aなら約3時間です。本体を充電しながらスマホへ給電する「パススルー充電」には対応していません。

半固体電池って何? 普通の電池とどう違う?

液体、半固体、全固体の電池に使われる電解質の違いを示す模式図
電解質の状態による電池の違い。材料や構造は製品により異なります。

充電式のリチウムイオン電池の中では、「リチウムイオン」という小さな粒が、電池の両側を行き来します。その通り道を助ける材料が電解質です。

たとえるなら、イオンが人、電解質が人の通る道です。一般的な電池には液体の電解質を使うものがあります。一方、「半固体」には、電解質をゲル状にするなど、固体に近い性質を持たせたタイプがあります。ただし、その構造や材料は製品によって異なります。

サンコーは本製品を「半固体リチウムイオンバッテリー」と説明しています。半固体もリチウムイオン電池の仲間で、電池全体が完全に固体という意味ではありません。 電解質に固体を使う「全固体電池」とも区別が必要です。

半固体でも、発火リスクがゼロになるわけではありません

ゲル状の材料などによって燃え広がりにくさを狙う製品もありますが、安全性は電池の設計や使い方にも左右されます。強い衝撃を避け、異常な発熱や膨張があれば使用を中止しましょう。

長寿命と温度の注意点

スマホへの給電はマイナス15〜45度、本体の充電は0〜35度という温度条件の違い
スマホへ給電するときと、本体を充電するときでは温度条件が異なります。

メーカー公表の充放電回数は約2000回。これは公表された目安で、実際の寿命は充電方法や温度などで変わります。毎日同じように使って必ず何年もつ、と単純には計算できません。

使用温度は給電時がマイナス15〜45℃、本体の充電時が0〜35℃。寒い場所で給電できる温度と、本体に充電できる温度は異なります。メーカーによれば高温時は安全装置で充電が止まる場合があります。

今後の予想

持ち歩きやすさと電池の材料に関心が集まれば、容量や形の異なる製品も選びやすくなるかもしれません。これは予想であり、他社の発売予定を示すものではありません。

感想

日常の持ち歩きでは軽さ、長時間の外出では必要な容量を確認するという選び方
薄さを優先するか、充電できる量を優先するか。自分の外出時間に合わせて考えたいところです。

薄さと約110gの軽さは、普段のかばんに入れやすそうです。一方、5000mAhでは長時間の外出に足りるかは端末次第。容量と軽さのどちらを優先するかが選ぶポイントになりそうです。

ポイント

良い点

  • 薄型・軽量。厚さ約1.1cm、約110gです。
  • USB PD対応。Type-Cから最大20Wで出力します。
  • 長寿命をうたう。メーカー公表の充放電回数は約2000回です。

悪い点

  • 容量は5000mAh。使用環境やスマホの電池容量によっては不足します。
  • 同時充放電に非対応。本体の充電とスマホへの給電は別々です。
  • 温度の条件が異なる。本体を充電できる温度と給電できる温度を確認しましょう。

まとめ

サンコーの新製品は、厚さ約1.1cmの半固体リチウムイオンモバイルバッテリーです。軽さと最大20Wの出力が魅力ですが、5000mAhという容量と使用温度の条件を確認して選びましょう。

ネット上の声

2026年11月2日確認。製品を紹介した投稿と、仕様に基づく比較記事をまとめました。実際の使用レビューではありません。

  • 薄くて軽い点に注目。なにしろパソコン編集長は、半固体電池を採用しながら厚さ約1.1cm・約110gという製品として紹介しています。 (X:なにしろパソコン編集長)
  • USB-Aを2つ備える構成に注目。モバイルバッテリー.netは同容量の半固体・準固体製品4機種を比較し、サンコーはその中でUSB-A端子が最も多いと紹介しています。実機比較ではなく公表仕様に基づく記事です。 (モバイルバッテリー.net:比較記事)
  • 複数の機器を持ち歩く人に。MONO365は、薄型ながら3ポートを備える構成を複数機器の同時充電に便利と紹介しています。メーカーの仕様に基づく紹介です。 (MONO365:製品紹介)
  • 放電できる温度にも注目。価格.comの新製品ニュースは、放電時の対応温度の広さを製品のポイントとして挙げています。本体の充電時とは温度条件が異なり、数値はメーカー公表値です。 (価格.com:新製品ニュース)
ねこすけ

薄くて軽くて、高すぎないから、次のモバブの選択肢としては全然ありだにゃ



発売日:2026年10月26日。情報確認日:2026年11月1日。

原典:サンコー 製品ページ / サンコー 発表資料 / バッファロー 半固体電池の解説 / ダイキン 固体電池の解説

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